MENU

徒然なるままに(140)

32
2
【Quick Fit】 テレビのコマーシャルで、「靴ベラを使わないで履ける靴」というのをよく見る。 私はこの必要性が感じられなくて、いつも疑問に思っていた。 しばらく前は「女性が腰かけても壊れない眼鏡」が同じようにテレビで広告で流れ、かなり売れたようだ。これも「なぜ女性が眼鏡に腰かけるのか?」と疑問だったが、いつの間にか消えて行った。 ある時、デパートの靴売り場で、この「靴ベラが不要の靴」を見掛けたので手で触ってみた。 すると踵の部分が鉄板でも入っているのか、とても硬かった。 これなら靴ベラは不要だが、人によっては「靴ずれ」が出来るのはないかと心配した。

 「Quick Fit」


【佐賀米】 私は朝はいつもベッドの中でラジオを聞いている。 ある日の放送で、『もう早生米の佐賀米が出た。7日から人形町の末廣神社の近くの店で、「おにぎり」にしてプレゼントする』と言っていたように聞こえた。7日は用事があったので、8日になってから末廣神社に行ってみた。 この辺りは小さな飲食店が多くあるが、どこでも「おにぎり」は配布していなかった。 寝惚けながらラジオを聞いているので、「7日に」を「7日から」と聞き間違えたのかもしれない。 どうせ暇人なのだから、駄目で元々である。 私は人形町という街が好きなので、特にガッカリはしなかった。 少しブラブラとしたが、この夏の暑さにやられて早々に引き上げたのであった。

「末廣神社」(人形町)


【癌手術の話を聞く】 マンションでの友人のXさんが退院したので、ロビーで手術の様子の話を聞いた。 彼は非常に珍しいのだが鼻の奥に癌が出来て、それを摘出する手術を受けたのだった。 6時間にも及ぶ大手術だったそうだが、手術翌日には退院させられた。 言葉もハッキリせず、食べ物は呑み込めず、ストローで少しずつ牛乳を飲んでいるだけだった。 今後は放射線治療に進むようだが、その時には絶対に顔が動かせないように仮面を作るそうだ。 その仮面を手術台にネジで固定して、放射線を患部に当てるそうだ。 これを週5回×7週間くらいの通院で行うようだ。 最初の手術は保険適用で6万円だったそうで、次の仮面制作も保険適用になるようだ。 彼は『日本で良かった』と言っていた。

マンション3階のラウンジ


【AIとは?】 このブログを書く時に、私の知らなかったことは「検索」で調べる。 これでほとんどのことは分かるが、ある時「XXX」を調べる時に、「XXXとは?」で検索した。 するといつもと違って、「AI回答」という表示が出て、その説明があった。 下記の文章は例として、「AIとは?」と検索した結果である。 現役を引退した私の立場だと、「AIは殆ど関係ない生活」をしていると思っている。 でもブログの文章を書くのも、その内にAIに取って代わられるのかもしれないと感じている。

「AIの回答」


(おまけの話)【消えたもの】 突然のように気が付いたことがある。いつの間にか消えて行ってしまった物の話である。 *「麦わら帽子」 私は夏はいつも「麦わら帽子」を被って外出している。帽子が空気を通すので、頭に汗をかかない。 出掛けている時に周りを見渡してみると、私以外に「麦わら帽子」の人がいない。なぜなんだろう? 理由が分からないので、ネットで調べてみた。 すると『デザインの多様化により、紫外線対策に機能的なつばの広い帽子や、キャップ、ハットなど他のタイプの帽子が主流になった。・・・』 『ファッションの流行の変化もあり、麦わら帽子は少し古臭いイメージがあるためか、最近の若者を中心に人気が低迷している』とあった。 自分で被っているから気が付かないが、「古臭いかなー?」と思っている。

  「麦わら帽子」の私


*「缶切り&栓抜き」 近頃は缶切りが必要な缶詰は少ないので、缶切りを見なくなったのだろうと思う。 缶詰の多くはプルトップ式になってしまい、古いタイプの缶詰はかなり少なくなった。 だから缶切りという道具は見なくなったし、若者に写真のような缶切りを見せると使い方が分からないそうだ。 最近の缶切りは手を怪我しにくい、切り口が尖らないように切れるもの、蓋の外側を切って行くものが主流だそうだ。このトレンドは最近のSNSへの投稿に関係があり、お洒落なデザインの施された外国製の缶詰を食べた後に・・・ インテリアとして飾る女性が増えていて、その様子をSNSに投稿しているのが流行っている理由だそうだ。なお海外の缶詰はプルトップ式は少ないので、缶切りが必要なようだ。

 「缶切り」


*「ガラケー」 私はかなりの間、スマホに買い換えずガラケーを使っていた。 ガラケーでメールも出来たし、写真も撮れたし、インターネットに接続も出来たので困ることが無かったのである。だが家族が「LINE」でやり取りするのに、私がガラケーでは困るということになり、仕方なくスマホにしたのである。 「ガラケー」は携帯電話の通称で、正式名は英語で「feature phone」と言う。 日本だけで通じる「ガラケー」は「ガラパゴス携帯電話」の略で、日本発の技術であったのに、世界市場に参入しなかったためにスマホで壊滅してしまった。 このような技術は日本には多く、私はとても残念に思っている。 今でも私はガラケーを捨てるには忍びなく、枕元に置いて時計の機能だけを使っている。

 「ガラケー」


*「見なくなったもの」 今年は「昭和100年」だそうだ。昭和と平成を通じて私は働いて来た。 令和の時代になり自分も年をとったせいか、「昔は良かった」と昔を懐かしむことが増えた。 いつから見なくなったかはハッキリしないが、気が付いたら見なくなった物がある。 それは「ゴム長靴」、「カセット・テープ」、「ワープロ」、「テレフォン・カード」などだが、他にも色々あるだろう。風俗としては「男女が腕を組んで歩く」という姿を見なくなった。 いい年の男女でも、「手を繋いで」歩いている。 時代と共に男女の「仲が良くなったのか?」と想像するが、そうではないだろう。 離婚率は昔より上がっているからだ。ではなぜ「手を繋いで歩くのだろう?」。 私には分からない。

仲良きことは・・・。

\ この記事をシェアする /

伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

アクセス総数
1,534,405回

コメント(2件)

  • 「靴ベラが不要の靴」を愛用している。敬老の日に娘から送られたものである。すこぶる調子が良い。外出時に玄関で座って靴を履く必要がないので、手に荷物を持っているときなどは楽なものである。これはお薦めの品といえるだろう。靴擦れは起きない。

  • 先日、自分で文章を書いたのち、AIに文の校正をお願いした。3-4の例文が出てきて、フォーマルなものからカジュアルなものまであり、好きなものを選べるようになっている。これで、企業からのお詫びの文章などは、明らかにAIに書いてもらったものとわかる。
     
    さて、手をつなぐのは男女平等を象徴しているのだと思う。腕を組む、は男がL字型の腕を差し出し、そこに女の腕がひっかかる、の形態なので、男に頼った(依存心の表れ)女、という図式が嫌がられるのでしょう。

コメントを書く


心の伊達市民 第一号TOPページに戻る