ブログ閉鎖中の話題(2015年8月31日)
8月のある日のことだが、中央区役所から住民税の督促状が届いた。
督促状なるものを受け取るのは、私の人生で初めてのことなのでウロタエタ。
事情が分からないので、嫌々ながら暑い中を区役所まで出掛けて行った。
(今回の写真は過去に私の旅した日本の風景です)。

千葉県の千枚田の夕暮れ
区役所2階の収納課というところに行った。
そして督促状をカバンから出して、事情説明を求めたのである。
担当の女性は「個人住民税に付いては公的年金から住民税を徴収する年金特別徴収が実施されています」。

諏訪の「御柱祭り」で御柱が急坂を下る。死者も出る勇壮な祭りだ。
『この制度では前年最後の年金特別徴収額である2月分の徴収額と同じ4,6、8月の3回にわたり、平成27年度の住民税額が確定する前の仮の金額で徴収を行っています。そのため、4月分と6月分に付きましては、6月に実際に決定する本年度個人住民税額より多い金額での徴収になる場合があります。この度は・・・・・・・・・・・・』。

蔵王の樹氷がライトアップされた。
要は「年金額が減らされたので、取り過ぎた税金を返すから、4月分と6月分は自分で納付書で納税してくれ」ということだった。そういえば、少し前に区役所から葉書が届き、「取り過ぎた税金を振り込みます」とあったが、その時は意味が分からなかった。
「税金を返すと言うなら、もらっておこう」と、特に疑問も持たず得をした気になっていた。

高尾山の山伏の火渡り。
今回の区役所訪問で少し疑問が解けたのである。
では『なぜ督促状なのか?』と聞くと、『納付書での納付が期限内に無かったから』と言う。『納付書なんか来ていない』と言うと、『6月に一斉に送った』と言い張る。

草津温泉の「湯畑」
これを言い合っても埒が明かないので、次の疑問に移る。
『では、なぜ銀行口座から引き落とさないのか?』と聞く。
すると係員はパソコン画面を見ながら、『引き落としの銀行口座が削除されている』と言う。私は『では銀行口座からの引き落し中止は、私から手続きをしたのか?』と鋭く追求する。

秩父の見渡す限りのポピー畑
『区役所で勝手に口座削除が出来るのか?』と質問した辺りから、相手の様子が変になった。なんだかんだと言い訳をしているが、まるで要領を得ない。
そこで私は言った。『これは私が悪いのか?、区役所が悪いのか?、私は年寄りなので、そこをはっきり言ってくれないと分からない』と言ってやった。(おまけの話に続く)

サンフラワーから見た厳粛な光。
(おまけの話)
最近の私は自分の都合に合わせて『年寄りだから・・・』を使う。
外国人が日本語が分かるくせに『NO日本語』なんて言うようなものである。担当者は私の追及に堪え切れずに、『区役所の担当者が間違って銀行口座を削除してしまったようです』と、やっと間違いを認めたのである。

北海道・真狩のジャガイモ畑。
『ではどうすればいいのだ?』と聞くと、『申し訳ありませんが、もう一度、銀行口座引き落しの手続きをして下さい。そして引き落しが出来るまでの2回分は納付書で納付して下さい』と言ったのである。
そこで私は『これが民間なら、お詫びにお食事券くらいくれますよ』と嫌味を言ってやった。しかし、相手が女性だったので、これで止めた。

山梨県の干し柿(ころ柿)
その場で2期分の住民税を支払い、家に戻って手紙の保管してある箱を確認してみた。
そうしたら納付書があり、細かく見ると区役所の担当者の説明通りの文章が書いてあった。今回の件は私が区役所からの手紙を良く見なかったことと、区役所が間違って私の銀行口座を削除してしまったことで、1勝1敗の引き分けであった。
(注)9月1日から新しいサイトに移ります。
【新・心の伊達市民ブログ】・・・・https://blog.mushanavi.com/author/jiyujin/

トリは、やはり富士山である(国内線の飛行機から)
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