【日本の伝統という幻想】
図書館で「日本の伝統という幻想」という本を借りて来た。
伝統に関する法則と、伝統に付随する見えない言葉を面白おかしく解説している。
日本には色々な伝統があるが、「伝統とはなにか?」を調べていて意外なことが分かる。
「それはいつ始まったのか?」、「何年で伝統になるのか?」、「発信者側にメリットがある伝統は長く続く」。「誰でも自分の生まれた時にあったものは、伝統と思う」というのも、「そうだよなー」と思う。伝統は最初から伝統ではなく、誰かが新しく作り出したものである。
「江戸と名付ければ、伝統になる」も「そうだよなー」。数年前から始まった「恵方巻」はコンビニが始めたもので、伝統になった。まだまだ色々あって面白かった。

「日本の伝統という幻想」★★★
【新宿駅のライオン】
NHKテレビ番組の「ドキュメント72時間」が好きで、録画をしている。
ある日の放送でJR新宿駅東口前広場に置かれた金色のライオン像を取り上げていた。
私が新宿に行く時は大江戸線を使うので、この場所は通らないので知らなかった。
25年前から設置されていて、被災地への支援金の募金箱になっているそうだ。
金色のライオンの首から上だけの像で、口をあけている。そこが募金口となっていて色々な人達が募金をしている。
早速、私もそこへ行って募金をした。するとライオンが「ガォー」と吠える。そして「ありがとうございました」と言う。面白いので、2回も募金をした。
見ていると、募金をする人も多かった。

新宿駅の金色のライオン「みらいおん」
【アートな写真】
マンションの友人達と「デジカメ・クラブ」を作って10年以上も経つ。
今年になって新規会員募集をしたが、高齢の女性が1人入っただけだった。
現役の人は平日の会合や撮影会には参加出来ないから入会しないのも無理はない。
毎月1回の例会日には49階のスカイラウンジに集まり、各自が持参した写真の評価をする。1年くらい前から私は「写真がアートになって来ましたねー」と言われている。
そうなると「アートな写真を撮らなきゃ」となるが、実はそんな腕前ではないから困る。
7月の私の作品は「運河に映る」タワーマンションであるが、誰も分からないといけないので少しだけ岸辺を入れた。

「運河に映る」
【プリンターのインクカートリッジ(1)】
家庭用のプリンターは安いが、その後の交換用インクカートリッジの値段が高いのが気に入らなかった。そんな時にYOUTUBEで専門家が、「インクのチップス」という会社の互換品が非常に安くて良いと紹介していた。
純正品はビックカメラでは6色セットで4230円だった。
チップスではリサイクル品だが6色を自由に選べて、ネットで購入したらパックで1880円だった。しかも会員登録したら300円の値引きがあり、送料も無料で1580円だった。
早速、注文したら翌日に配送になった。
プリンターにセットしたら、『純正ではありません。非純正品の使用に起因して生じた本体の損傷、故障については保証期間内であっても有償修理となります』という脅かすような表示が出る。私のプリンターは保障期間が過ぎているので、これは無視しても全く問題は無い。でもどうして、こんなに安く売れるのだろう?

インクカートリッジ6本セット(インクのチップス)
【プリンターのインクカートリッジ(2)】
インクのチップスにインクカートリッジを注文した時に、支払いで初めての経験をした。通常では支払いをカードで行う時に、カード番号、氏名、有効期限、セキュリティコードを入力して終りになる。ところが今回は、その時に登録してある携帯電話にSMSメールが届く。
そこに書かれた番号を支払いの画面の指定箇所に記入して、やっと注文が成立した。
最近はカードの不正使用が増えているらしく、かなりカード会社もガードが固くなって来た。こんなことは初めての経験だが、安心出来るので良い方法だと思った。

プリンターにセットした「インクカートリッジ」
(おまけの話)【虎ノ門】
少し目に虎ノ門にある「領土・主権展示館」に行ったが、その帰りに地下鉄の入口で「虎の像」を見掛けた。その時に「なぜここを虎ノ門」と呼ぶのかという、ヒントのような気がした。そこで家に帰ってから、「虎ノ門」を調べてみた。
すると『虎ノ門の由来は、「付近の屋敷に虎の尾と呼ぶ桜があった」、「太田道灌の出陣に際し千里行って帰るという虎にちなんだ」、「朝鮮から献上された虎を運び入れようとしたが、檻が大きく従来の門では通れなかったため門を改造した」などの説が出て来た。
どの説が正しいのか、今となっては分からないが、私は「檻が大きく従来の門では通れなかった」という説を取りたい。
でもこの口をあけた虎の像は見た目は猫のようで、可愛らしいのである。

「虎ノ門の虎」
虎ノ門に行く時は最近は往きは東京BRTに乗って行くが、帰りは新橋まで歩くようにしている。その理由の1つに、途中に美味しい「うどん屋」を見付けたことにある。
東京BRTの終点「虎ノ門ヒルズ」の停留所の壁のイラストが、いつの間にか変っていた。
以前はキャラクターの「トラのもん」だったが、調べてみたら次のようなことが分かった。『虎ノ門ヒルズで数多くのイノベーションの種を見付けた「トラのもん」は、2024年末をもちまして、22世紀の未来へ帰ることとなりました』。そして現在は「COCA-COLA」になっている。
キャラクターの「トラのもん」より、広告費が入る方を選んだのだろうと思う。

東京BRT「虎ノ門ヒルズ」ターミナル
虎ノ門ヒルズはお洒落なので、時間がある時は見て廻る。
2階の芝生広場の奥に大きなモニュメントがあるが、鉄格子で作られた人間のようだ。
それを調べてみたら、芝生広場は「オーバル広場」という名前だった。
モニュメントはスペインを代表する作家「ジャウメ・プレンサ」による高さ10メートルのパブリックアート「ルーツ」であった。
彼は1955年スペイン・バルセロナ生まれで、鉄やブロンズ、ガラスなどの素材を使い、概念的・哲学的なメッセージを込めた作品を制作しているそうだ。

パブリックアート「ルーツ」
2階から虎ノ門ヒルズの裏側に出るところに、エスカレーターがある。
最近は「危険な暑さ」の報道があるせいか、あまり外を歩いている人がいない。
私はそのエスカレーターに乗って、虎ノ門交差点に向かうところだった。
幸いと言うべきか、降りた時に誰も来ないので、もう一度エスカレーターで上まで上がった。そして動画を撮ったのである。
人のいないエスカレーターはなかなか無いので、良い機会と思ったのである。
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