【うまい棒】
有楽町で帰りのバスに乗ろうと思い、ビックカメラの前を通った。
するとなにやら大勢の人だかりがしていて、「なにごとか?」と思った。
ハッピを着た店員が大勢いて、私はなにか手渡されて前に進んだ。
人垣の向こうではイベントらしく、漫才をやっていた。私は落語は好きだが漫才は嫌いなので、すぐに出た。渡されたものを確認したら、「うまい棒」というお菓子で、野菜サラダ味と書いてあった。
私は今までに一度も食べたことが無いので、家に帰ってから調べてみた。
これは1本15円の駄菓子で、かなり売れているらしい。食べてみたら、丸くて中に穴がありサクサクしていたが、私は好きじゃなかった。

「うまい棒・野菜サラダ味」(15円)
【大規模修繕】
現在、私の住むマンションは15年目の大規模修繕の真っ最中である。
終るのは2027年だそうで、かなり長期になるようだ。
家を出たところの通路のタイルは剝がされていて、新しく張り替えるらしい。
毎朝のことだが、窓の前をゴンドラが通過して上に上って行く。
窓から1メートルもないところなので、部屋の中は丸見えになる。
仕方ないので、常にカーテンを閉めておくことになる。閉め忘れていてゴンドラが来てしまうと作業員と目が合い、なんだかお互いに気まずくなる。」

毎朝やって来るゴンドラ
【ヘラルボニー】
京橋駅の近くを歩いていたら、画廊のような場所に「ヘラルボニー」という文字が見えた。これは初めて見る単語なので、すぐにスマホで検索してみた。
しかし全く出て来ない。とりあえずは中に入ってみた。
するとモダンアートのような作品が並んでいて、そこには説明書きがあった。
『検索しても出て来ない言葉「heralbony」は創業者の自閉症をもつ兄が生み出した言葉。2018年に創業したヘラルボニーは、双子の兄弟の弟が「自閉症の兄に向けられる冷たい視線を変えたい」という思いから始まりました』。
作品は全て自閉症の人達が描いたもので、素晴らしい作品ばかりだった。
そして思い出したが、昔のことだが自閉症だったらしい「裸の大将」こと山下清画伯を思い出した。

作品展(京橋)
【3億円】
有楽町にはよく行く。どこかに座りたくなると、ドーナツ屋に行く。
「うどん屋」も近くにあるので、たまに行く。EPSONのフォトスタジオにも行く。
ビックカメラにも行くし、「ヒューマントラスト」という映画館にも行く。
そういう時に必ず通るのが「宝くじ売り場」で、いまはバレンタインデーの3億円ミニくじを売っている。買わなきゃ当たらないが、買ってもほとんど外れるのが「宝くじ」である。店の名は「大黒天」と縁起が良いが、これは店にとってであってお客にではないかもしれない。

宝くじ売り場(有楽町駅前)
【東京マラソンの前日】
東京マラソンのゴールは「東京駅丸の内」であるが、以前にゴールの様子を見に行ったことがある。今回は有楽町まで行ったので、前日にゴールの様子を見に行った。しかし準備完了なのか、ゴールの行幸道路には両側にテントが張ってあるが、覆いがあってなにも見えなかった。
その時に仲通りの方で歓声が上がつているのが聞こえたので、そちらに行ってみた。
そこでは「丸の内駅伝大会」が行われようとしていて、私が行った時に女子の部がスタートした。この駅伝は5名1チームで1周約600メートルの仲通りだけのコースを1人4周、計12キロのタイムで競うのだそうだ。
私にとっては翌日の東京マラソンの動画撮影の予行演習が出来たのが、思い掛けないチャンスだった。

「丸の内駅伝」のスタート
(おまけの話)【東京マラソン2025】
3月2日に東京マラソンが開催された。
以前は皇居前とか銀座4丁目に行って観戦したが、大混雑だったので今回は江東区で見ることにした。ではどこが良いかを調べたら、時間的にもゆっくり出掛けられるので富岡八幡宮の近くが良いと思った。
新宿都庁前を9時10分にスタートするので、先頭集団が富岡八幡宮に来るのは10時20分過ぎだと考えた。その時間に合わせて、私は家を出た。今回は地下鉄「大江戸線」で、門前仲町駅まで行った。現地に行ったら、すでに大勢の観客が道路の両側を埋めていた。

圧倒的な強さの車椅子選手
私は富岡八幡宮前の折り返し(24キロ地点)で動画を撮るつもりでいたが、なかなか隙間が見付かれない。道路の反対側に廻って、やっと隙間を見付けて撮影場所にした。
選手が折り返すので、正面からも撮影できる。
9時50分頃に2台のパトカーに先導されて、1人の車椅子の選手がやって来た。
その後が全く来ない。コースを間違えたんじゃないかと思う頃になって、やっと後続の集団がやって来た。
次にしばらく時間をおき、10時25分に本番のマラソンの先頭集団がやって来た。
黒人選手ばかりだ。その後、続々と選手が来るが、一流選手の走り方は違うと感じた。
その内に一般参加のランナーもやって来たが、見ている私は飽きたのでカフェに入って休む。11時半になったので、ランチにした。
その頃には一般ランナーが切れ目なくやって来ていた。
今回の東京マラソンの参加費用は1人1万6500円で、参加可能人数は3万7500人で、倍率が12倍にもなっているそうだ。そんなに走りたい人がいることに、私はただ驚いた。
外国人の一般参加も多いようで、ランナーの中に時々、見掛けた。
スタート地点では3万7500人の最後のランナーが走り出すのは、先頭が出発してから25分くらい後になるようだ。その頃には先頭集団は7キロ先を走っている。優勝すると800万円の賞金が出る。今回はエチオピアの「タデセ・タケレ」が2時間3分23秒で優勝した。日本選手は10位が最高だった。

一般参加のランナーが走る(門前仲町の交差点)
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