ブログ閉鎖中の話題(2014年12月19日)
「冬の風物詩」と言えば、イルミネーションである。
毎年冬になるとイルミネーションが全国各地で行われるが、開催場所が決まっているので、最初の頃のようには興奮は出来ない。
生れて初めてイルミネーションというものを見たのは、今から45年くらい前に女房と行ったパリのシャンゼリゼだった。
この時はその豪華な光の道に驚いた覚えがある。
その後、日本でも開催されるようになったが、不況になると「電気代がかかる」とか、「節電」、「自然保護」などの名目で取り止めになったり、景気付けにまた再開になったりしている。
最近はLEDランプの発明により電気代があまりかからなくなり、恒例行事となったのは良いが少し飽き気味である。なんでも「恒例」となると、マンネリとなる。
それでも写真を撮りたくなり、出掛けてしまう。
それにしても青色LEDを発明しノーベル賞を受賞した中村教授という人は、個性が強く日本人的でない。でも、こういう人でないと、ノーベル賞を受賞するような偉業は達成出来ないのだろう。
LEDランプが発明される前は「白熱灯」のイルミネーションだった。
白熱灯は温かみがあって良かったことを思い出す。
今ではどこでもLEDになってしまい、寒い冬に寒々とした感じが強調されている。
今回は六本木と銀座に行った。
六本木ヒルズは今年は少しだけ趣向を凝らしていた。
東京ミッドタウンは昨年とほとんど同じだった。
銀座は外国人観光客が増えたせいか、昨年より少しお金を掛けているように見える。
風物詩というのは、「毎年同じ」というところが安心できるのかもしれない。
(おまけの話)
寒くなるとラーメンが食べたくなる。
普段はあまり食べる機会が無いので、六本木に撮影に行った時にラーメンを食べた。
私の好きな味は「東京風」のあっさりしたもので、豚骨ラーメンは嫌いである。
六本木交差点の近くに「幸楽苑」というラーメン・チェーン店がある。
この店は以前に小金井に住んでいた時に、近くにあったのでたまに食べに行った。
値段で食べに行っているのではなく、ここの店の味が私は好きなのである。
小金井にいた時は「ラーメン」は税抜きで290円とバカ安であった。
六本木店でメニューを見たら、相変わらず290円だった。
懐かしの一杯のラーメンを食べ、無料のイルミネーションの撮影をして、往復は大江戸線でシニアパスを使い無料だったので、なんと安い一日だったのだろう。
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