話題が無くなったので、今回は身近にある「初夏の花」を取り上げてみた。
花と一口に言っても、色々な場所に咲く花がある。
そこで「街路樹で咲く花」、「花壇で咲く花」、「野に咲く花」を取り上げた。
【街路樹で咲く】
これは豊洲市場の近くで見付けたが、「スモークツリー」という名を良く付けた。
遠くから見ると、煙のようにも見えなくもない。和名は「煙の木」である。
「ギンバイカ」は聖路加国際病院に行く道路の両側に植えられている、背の低い木である。可愛らしい花と蕾があった。
これがしばらく経つと、小さな丸い実を付ける。
無駄花が無いようで、沢山の実が生っているのを見るのも良いものだ。
【花壇に咲く】
中央区は泥の出ている場所がほとんど無いので、花壇が多い。
公園、企業などには必ず花壇がある。これはトリトン・スクエアで見掛けた「黄色いユリ」である。
「ユリ」を見ると北海道を思い出す。真狩は「ユリ」の大生産地で、規格に外れたものをバカ安で売っていた。そこを通る時は、必ず立ち寄って買ったものだ。
「アカンサスモリス」は必ずと言っていいほど、花壇に植えられている。
写真は花の一部分だが、この花は背が高い。
「アガパンザス」と並んで、花壇には多い花である。
「カラー」は名の通り、カラフルであると思っていた。赤もある。
たった1輪が孤独に立っている。仲間と群れない、自尊心を感じる花だ。
和名は「海芋」(かいう)で、カラーは色(colour)のことではなく、修道女の襟のカラー(collar)から来ていると調べて分かった。
これに似た花「ルドペキア・タカオ」は北海道では、どこでも見た。
私は雑草だと思っていたが、東京では花壇に植えられている。
調べてみたら、やはり外来種であった。
「シギタリス」は提灯のようで,可愛らしい。
日本の花「ほたるぶくろ」によく似ているが、違う種類のようだ。
「ほたるぶくろ」にホタルを捕まえて中に入れると、暗闇で提灯のようになるそうだ。
「シギタリス」の和名を調べたら、「狐の手袋」だった。
(おまけの話)
【野に咲く】
中央区には「野は無い」が、少しばかりの空き地などで咲く花もある。
築地市場の駐車場の横にある細長い空き地に、毎年、今後になると朝顔が咲く。
その時になると、私は雨の日を狙って朝顔を見に行く。
ブルーだけの朝顔が咲いているが、この道は人もあまり通らず、私の好きな通路になっている。
「ヤマボウシ」は私は忘れられない思い出がある。
毎年、梅雨が始まると、伊達市のトーヤレイクヒルGCのコテージ「桜の家」を借りて女房と2人で住んでいた。
我々が行く頃に花が咲き出す。そして小さな実を付けて、花びらが散る。
9月末になると、その実が黄色みを帯びて熟して来る。そうなると、そろそろ「東京に戻る時」と感じるのであった。
「ドクダミ」は以前に住んでいた家の庭に蔓延り、除去が大変だった。
根がどこまでも続いていて、完全に除去が難しい。すると翌年はまた出て来てしまう。
どもドクダミの匂いは独特だが、嫌いではなかった。
別名を「十薬」とも言われていて、薬草になる。ハーブティとしても楽しめる。
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