
こんばんは!
今日はかけると決まって妻に「きもい」と言われるピアニストをご紹介します。
ドラム,ベース,ピアノでのピアノトリオ編成の開祖と言われている天才,バド・パウエルです。
バド・パウエルをかけると妻は「きもい」「オバケがいる」などと言います。
なぜ,そう言われてしまうのか,まずは一曲聴いていただきましょう・・・。
緊張と弛緩の極致,写真左側,「アメイジング・バド・パウエル・VOL .2」(ブルーノート・レコード)の一曲目,「リーツ・アンド・アイ」です。
「きもい」の正体は「唸り声」です。
この唸り声,妻は一度気になると,ひたすら「きもい」ようです。
私も19歳のときに初めてこの盤を聴いた時はそう思いましたが,演奏の素晴らしさで一瞬で吹き飛んでしまいました。
私がジャズが好きになるきっかけになった一枚です。
友人が「自分はどこが良いか分からない」と言って譲ってくれたのがこの「VOL.2」のLPでした。
1950年代初頭の録音ですので音が悪いのです。
80年代半ばのことですから,友人は高音質のステレオ録音のものを想像して買ったらしいです。今のようにネットやYOUTUBEのような便利なものがないので,ジャズ喫茶にでも行ってかけてもらわないと確認できませんでした。
ちなみに「VOL.2」というわけですから「VOL.1」もあります。こちらはさらにマニア向きか・・・。結婚して義弟が私がジャズが好きなのを知って,近所の中古屋から「VOL.1」を購入しました。しかし,やはり「きもい」という理由で譲ってくれました。妻と同じ理由です。血が繋がっているから感性も同じなのか・・・。やはり一度気になると気になってしょうがないとのことです。
こちらは50年代後半に録音された「クレオパトラの夢」です。
この曲はビールのCMに使われるなど,ポピュラーな名曲です。
やはりこのあたりに落ち着くでしょうかね・・・。
ではまた!
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