暑い日が続きます。
ニュースでは「学校のグラウンドでランニング中,○○人搬送」「町の行事でバーベキュー中に○○人搬送」というニュースをよく聞きますね。
熱中症というと暑い屋外で若者に被害が出るという印象が強いかもしれません。
しかし,ここ数年叫ばれているように,熱中症の4割以上は屋内,しかもその6割は65歳以上の高齢者なのです。
以前,某所のボランティアで草刈りをしたことがありした。そこの管理者の指示が適切でした。
あえて40代と20代の人を組ませるのです。背景には,
□40代からすでに喉の渇きが感じにくくなっているので,20代の人が水を飲んだら一緒に水分摂取をする(塩分,糖分も適度に)。
□20代の人がおしゃべりなどをして手が止まっていたら優しく注意する(笑)。
健康,かつ効率的に仕事が進むというわけです。
40代以降の方も含め注意が必要ですね。
室内の高齢者の熱中症の背景には,
□温度変化を感じにくくなっている。体温調整機能が鈍化しており,汗が出にくい。喉が渇かない。
□エアコンの風が嫌い。
□エアコンを贅沢品だと思っている。電気代が高額だと思っている。
といったことがあるようです。
家族親族友人ができることがあるように思います。
□訪ねてあげて,環境が適切かチェックをしてあげる。
□エアコンの風を平行か上向きにしてあげて直接風が当たらないようにする。
□エアコンの電気代はそう高くないことを伝える。順行運転で一時間約3円です。30年前の機種でも約5円です。ちなみにテレビは約4円,冷蔵庫は約3円です。
□服装を厚着していないか,見てあげます。暑い日でも寒いという方がおられますが,その寒さが熱中症の症状だったり,暑さと関係のない神経性のシビレということも多々あります。
ちなみに私は500CCのペットボトルに1日4本,水を作っておいて,それを飲み切るようにしています。分かりやすくて良いかも知れません。
それとエアコンの電気代節約のために「除湿運転」を続けている方もいます。基本的に除湿と冷房でエアコンの中でやっていることは同じなので,電気代はほとんど変わりません。
「除湿」は本州の鬱陶しい梅雨の時期,部屋干しなどで,室温が低いのにジメジメしているのを解消する機能です。
涼しいと勘違いして(気づかず),乾燥した温風や熱風を浴びている方も結構いらっしゃいます。
除湿は室温をほとんど管理しませんので注意が必要かと思います。
ちょっときつめの口調で,若干デフォルメして(笑),書かせていただきましたが,それは出張でお邪魔するお宅,親族宅でこのようになっていることがあまりにも多いからです。
温暖化がますます進みますので,注意が必要かと思います。
今月の休みをお知らせします。
6日(木)
7日(金)
8日(土)
9日(日)
12日(水)
13日(水)
14日(水)
では今月も足もみで健康に!
(ちなみに足もみの部屋は冷暖房,空気清浄,完備です)。
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