前回の話
出雲大社に奉納するための砂を取りに稲佐の浜に行ってきた。
いよいよ出雲大社のお参り。
前日に稲佐の浜の砂を取ってきているから
準備は万端だ。
暑くなりそうだったので、
朝早くから行動することにした。
宿からは歩いて6-7分で二の鳥居(大社入口)に着く。
途中、大国主命が海から来た神に、
「あなたは生きとし生けるもの全てが
幸福になる「縁」を結ぶえんむすびの神となろう。」
と告げられるシーンがあった。
三の鳥居(銅の鳥居)を抜けて拝殿の奥にある
本殿の近くには行けず、
八足門から本殿に向かって拝む。
右回りで本殿を回り込んで、
本殿の背後からまた拝む。
今度は因幡の白兎たちも一緒である。
そして、本殿の背後には素鵞社(そがのやしろ)がある。
大国主命の親神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀っている。
ここに稲佐の浜の砂を奉納するのだ。
ここで昨晩とってきた稲佐の浜の砂を砂箱に入れる。
そして代わりに同じくらいの量、
もしくはそれより少なめに
砂を持ち帰っても良い。
こいつがパワーサンドである。
というのは、
社の裏手にある八雲山は
パワースポットといわれておるわけで、
このパワースポットの霊力をいただき、
清められた砂をいただけるというのだから
ありがたい。
素鵞社を終えて本殿の西側からまた拝む。
というのは、
実は大国主大神が御鎮座されている御内殿(御神座)は
本殿と同じ向き、つまり鳥居の方向の南向きではなく
西向きにあるからだ。
つまり、
大国主命は西を向いている。
八百万の神が降り立つ稲佐の浜の方角である。
不思議だなー。
でも西を向いているんだったら
西からお参りしたほうが
正面向いていいような気がする。
ここでお賽銭をしたら
中からガラガラと大きな音がして
たいそうびっくりした。
どうやらセミが中にいたらしい。
神様が答えてくれたかと思ったよ・・・
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