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環七地下の巨大トンネル

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ブログネタを探していると、思い掛けなく面白そうなイベントに出会うことがある。
今回がそれで、「環七地下の巨大トンネルを体験」で、見学募集があったのですぐに応募した。その結果、次のようなメールが届いた。

『このたびは「施設見学(環七地下の巨大トンネルを体験)」にご応募いただきありがとうございました。厳正なる抽選の結果、ご当選されましたのでお知らせします。「集合日時」令和8年10月17日(土)9:30、「集合場所」善福寺川取水施設、・・・』

『「行程」概要説明→模型説明→操作説明→トンネル見学→水圧扉体験→解散。所要時間1時間20分程度。「注意」汚れてもいい服装、歩きやすい靴、帽子、タオル、雨具、飲み物持参』。 最近の私は抽選に当るようになって来たが、大きなものには当たらない。

地下鉄・丸ノ内線「方南町駅」

今回も危うく見学会をミスるところだった。
手帳を見たら「8時56分 勝どき駅」と書いてあったが、それでは集合時間の9時30分に間に合わない。なぜこんな間違いをするのだろう? やはりボケて来たのか?
PCに届いた当選のメールをスマホに転送したので分かったが、危なかった。

ネットで「勝どき」から「方南町」までの所要時間を調べ直して、8時26分発の地下鉄・大江戸線に乗った。そして集合時間の10分前に現地に着いた。今回の見学者は40名ほどで、最初にこの日の行動の説明会があった。

 本日の案内計画の時間割

2班に分かれて、私達は河川からの取水をコントロールする制御室に行った。
概要説明では『環七地下トンネルとは、神田川などの洪水を一時的に溜めて水害を防ぐための巨大な地下調整池(貯水トンネル)です。代表例が「神田川・環状七号線地下調整池」です。川の水位が危険水位に近付くと取水し、・・』

『ピーク流量を抑えて下流の浸水被害を軽減します。場所は環状七号線の直下、地下約40~50mの深さに造られています。代表的な区間は内径約12.5m、延長約4.5kmの巨大な円形トンネルで、約54万㎡もの洪水を貯められます』と説明があった。

次に模型室に移動して、実際にどのようにして洪水を制御しているのかを見た。
この模型は実際に水を流すので、仕組みが良く分かった。
そして雨が止み川の水位が下ったら、トンネル内の水をポンプで汲み上げて川に戻すのである。

  各河川の取水口のモニター

いよいよみんなで地下に降りて行く。
急階段でしかも階段の幅が狭いので、私は手摺に掴まらないと危なくて怖い。
そろそろと階段を降りて行くのだが、ところどころに「地上から25メートル。あと半分」などの標識がある。

最後のトンネルに入る場所で、潜水艦のハッチのような扉を2つ越えて行く。
そして階段を降りたところが、地下50メートルのトンネルの中だった。

上を見上げると、取水口から取り入れた川の水が天井の大きな穴から落ちて来るようになっている。もうここからは真っ暗で、4~5人の係員が大きなランプでトンネル内を照らしてくれる。

地下50メートルの天井から川の水が落ちて来る。

係員の説明が終り、その先の真っ暗なトンネルに入って行くことになった。
担当者が先導役で1人で先を歩いてくれる。トンネル内に照明設備は無い。
我々はその後に続くが、ライトの当らない場所は真っ暗である。

みんな何も話さず、黙々と先に進む。
しばらくここを使っていないせいか、足元は乾いていて歩きやすい。
前方に明かりが見えて来て、数分で突き当りになった。

横長の「調節池トンネル」

突き当りは左右にさらに大きなトンネルがある。
ここが本管で、各河川から集められた水がここを通って行くのである。
トンネルの直径は12.5メートルだそうだが、もっと大きく見える。

大きくなった分で更に暗くなり、私はカメラのISO感度を640から800に上げた。
ここで係員がライトを消した。真っ暗闇とはこのことだ。そして壁に花火の映像を映し出した。

この場は色々なイベントにも使われるようで、プラネタリウムも用意してあるようだ。
私は係員にカメラを渡して記念撮影をした。みんなも真似して、記念撮影をしていた。

 突き当りの合流地点の巨大なトンネル

外から階段を降りてトンネルに入り、突き当りまで行って少し自由行動となり、やがて戻ることになった。予定時間は55分となっていたが、なんだかアッという間のように感じた。見学が終り自由解散となったので、私は帰り道に通る善福寺川の取水口を見に行った。

丁度、私は行った建物の下が取水口になっている。
取水口まではかなりの高さがあるが、最近の線状降雨ではここまで来るのかもしれない。普段はあまり見掛けない光景なので、異様な感じがした。

「善福寺川」の取水口

(おまけの話)
地上からトンネルまで階段を降りて行くのだが、50メートルの下りである。
その時に私は思った。『帰る時に、ここを50メートル上るのかー!』
私は普段はかなり歩いているので大丈夫だろうと思っていたが、とんだ大間違いだった。

最初は20メートルくらいで休まないと、先に行けなかった。
次になると10メートル未満で駄目だった。
結局は50メートルを5回休んで地上に出たが、足元がふらついていた。

 上りは辛い(5回も休んだ)

地上に出たところで、アンケートの場所があった。
私は全ての項目に「最高点」を付けたが、階段を考えるとまた来たいとは思わなかった。
アンケート場の横に「水圧体験」の装置があった。

「水に閉じ込められた時に、ドアが開けられるか?」の体験である。
「水深20センチ」は簡単に開けられたので、「40センチは頑張れば開けられる」と思った。
ところが両手で押しても、ビクともしない。

最近は道路のアンダーパスで車が止まってしまい、ドアを開けられず溺れ死ぬケースがあるようだ。この体験をしておけば、アンダーパスは通らなくなるだろう。

 水圧体験設備

アンケートを提出したら、お土産をくれた。
家に帰ってから中身を確認したら、大したものではなかった。
手提げ袋の中には川に関する資料、ミネラルウォーター、ノート、キーホルダー、磁石付きクリップ、バンドエイド、団扇が入っていた。

最近は東京ビッグサイトへ行くたびに手提げ袋をもらって来るので、女房からは『もうもらって来ないで!』と言われている。私は「東京都は、こんなお土産を出す必要はない」と思った。しかし思った以上に、良い経験をさせてもらった。

 お土産と資料

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 近頃の線状降水帯から発生する集中豪雨の脅威から逃れるために我々の知らない地下深く巨大トンネルを準備している都会の現実に感心している。「神田川」「善福寺川」と度々ニュースで報道されていたが最近は氾濫の報道が無かったがこの為だったのか!

  • 昭和34年の伊勢湾台風の時、神田川が氾濫して多くの家屋が床上浸水した。うちもその被害にあった。あれから土木技術も発達して都の予算も増えて、このような災害対策が実現しているのを知ると、感慨深い。とても面白いレポート記事でした。

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