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小さな話(129)

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【東京国際フォーラム】
いつも書いているように、普段は昼飯に「うどん」を食べる。
有楽町近くでは「丸亀」か「はなまる」に行く。
その後はどこかでお茶をするのだが、昼時だとどこも満席のことが多い。
そんな時は東京国際フォーラムの地1階のベンチに行く。

地下1階から見上げる吹き抜けの天井は、いつ見ても素晴らしい景観である。
ガラス窓には外の街路樹の新緑が見える。
外国人観光客がやって来て、盛んに天井の写真を撮っている。

【丸の内フォトギャラリー】
「東京国際フォーラム」から少し東京駅方面に進むと、左側の角に「新東京ビル」がある。
「新」と名が付いているが、このビルの完成は1963年であるから、もう60年以上も経っている。このビルの中央は2階まで吹き抜けで、そこの壁に沿って「丸の内フォトギャラリー」がある。

写真の下には長いベンチがあるので、ここで働く人達が休憩にやって来る。
私も休憩と写真見物の為に、時々、ここへやって来る。
写真を見て休憩し、本を読んだりするのに最適の場所である。

【自転車のヘルメット】
丸の内仲通りに行ったら、警察官が集まって何かやっていた。
私は興味を持って近付いて行ったら、女性警官に声を掛けられた。
女性警官『4月1日から自転車も交通反則通告を受けます。自転車の正しい乗り方のご案内をしています』。

パンフレットを渡されたら、そこには次のようなことが書かれていた。
「車道が原則、左側を通行、歩道は例外、歩行者を優先」、「交差点では信号と一時停止」、「夜間はライトを点灯」、「飲酒運転は禁止」、「ヘルメットを着用」。

サンプルのお洒落なヘルメットが並べられていた。
帰りにティッシュをもらったが、私は自転車に乗らない。

ファッショナブルな「ヘルメット」

【小さな幸運】
3階のポストを見に行ったら、「銀座ナイン出展者会」というところから封書が届いていた。「どうせセールの案内だろう」と思い、そのまま捨てようと思った。
しかしわざわざ私宛の封書なので、念のために開けてみた。

すると「SPRING FAIR C賞 ご当選のお知らせ」と書いた紙と小さな封筒が入っていた。
説明書には「お買物ご飲食券 3000円相当分」と書いてあり、当選のお知らせだった。

良く考えてみたら、少し前に女房に頼まれて「肉のはなまさ」で食用油を買った時に応募した覚えがある。もうこの年では大きな幸運は望めないので、小さな幸運を溜め込むしかない。

 「Spring Fair」の金券(3000円)

【スニーカー】
私が出掛ける時は、ほとんどの場合、「スニーカー」である。歩くのが楽だからだ。
電車やバスに乗ると、老いも若きもスニーカーを履いている。バアサンもスニーカーだ。
これは遊びの靴であるから、正式の場では履かないと思っていた。

ところが丸の内へ行って驚いた。ビジネスマンがスニーカーなのである。
詳しく調べたわけではないが、革靴よりスニーカーが多いように感じる。
そして昔は手に革鞄を持っていたのに、いまはみんなリュックを背負っている。
世の中はどんどんと変って行く。

 丸の内のサラリーマンも「スニーカー」

【レターパック】
ある日、留守中に宅配ボックスに「レターパック」が届いていた。
ボックスにあったレターパックを開けたら小金井での後輩のHさんからで、中にお茶が2袋と手紙が入っていた。手紙には『信州の山奥にて生産されたものです。出来栄えはみすぼらしいことになりますが、味はまろやかであると思っています。・・・・・』と続く。

彼は私のブログを読むと、1週間分のコメントを必ず手紙で送って来る。
それが何年も続いている。真面目が取り柄な男で、嫁さんの実家の自動車販売業を受け継いだが、私は自分が引退した少し後に彼に言ったことがある。『あなたは社長に向いていない。社員の引き取り先がある内に、会社を畳んだ方が良い』。

真面目な彼は私の言葉を聞いて、しばらくして本当に会社を畳んでしまった。
私の余計なアドバイスで、会社を畳んだ友人は4人もいるが、みんな今は幸せに過ごしているのが救いだ。

 Hさんから送られて来た「お茶」

(おまけの話)【浅草寺・文化講座】
毎月1回、丸の内で行われている浅草寺の文化講座を受けに行った。
午後1時半から4時まで2人の講師が登場し、色々な話題の話をする。
5月の最初の講座は「グルーバル格差を生きる人々」というタイトルで、副題は「農村の国際ロマンス詐欺たち」であった。

講師は「友松 夕香」という女性で、法政大学教授であるが、その経歴に驚く。
カリフォルニア大学を卒業し、JICAから派遣されて西アフリカ・ブルキナファソ国でフィールドワークをした。その後、東京大学大学院を卒業し、法政大学の教授になった。
現在も西アフリカに関り続けているようだ。

 5月の講師(浅草寺文化講座)

今回の彼女の話を聞いて、思いも掛けない西アフリカの事情を知り「目から鱗」だった。
アフリカでも電化が進み家庭ではTVが入るようになり、衛星放送で世界中の情報を見るようになった。若者はなんとかしてスマホを手に入れ、facebookやTikTokなどで世界で何が起きているか知るようになった。

政府は教育を熱心に行っているが、若者が学歴を手にしても就職先が無い。
そこで西アフリカの若者が考えたのが、SNSで「ロマンス詐欺」を行うことだった。

農村の若者がグループを作り、成りすましの欧米美人をfacebookなどから手に入れる者、詐欺の方法をネットで勉強する者、金が入ったら洗浄する者などで特技を生かす。
しかし日本のトクリュウのようなボスはいないで、みな個人個人である。

「農村の国際ロマンス詐欺たち」(浅草寺文化講座)

講師の最近の著作に「グローバル格差を生きる人びと」があると紹介され、図書館で検索したら蔵書があった。早速、借りて来て詳しい事情を知ることになったが、問題の本質は植民地時代からの国の成り立ちに関係している。

先進国に農産物や鉱物などを提供し、わずかの金を得ていたことでアフリカには工業化が起こらなかった。結果として白人が黒人を支配している構図が残り、彼等は「金持ちから金をもらう」という意識が悪いと思っていない。

詐欺を働く若者は一生懸命に英語を勉強し、真面目で親孝行な人達だそうだ。
1日2ドルくらいで生活している人達が、スマホを通して欧米の人達の生活を見たらどう思うか? グローバル化は更なる格差を生んでいるようだ。
私はこの本で知らない世界を知って驚いた。

「グローバル格差を生きる人びと」★★★

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 「車道が原則、左側を通行、歩道は例外、歩行者を優先」自転車への交通法規が変わった事で、車道を走る自転車が増えた。年寄りのおじさん、おばさんがフラフラと車道を走るのを避けるために1メートル間隔を取らなければ違反となる。狭い車道を走る自転車は運転者にとっては恐ろしい。後ろからのろのろと付いて走る車。自転車は歩道を走るべきである。お互いの為に!

  • 1990年代までは、海外旅行に行くときに、旅行用のスニーカーを履き、更に革靴をスーツケースに入れて, 夕食や正式なパーティなどに備えていた。 しかし今はもう黒のスニーカー一つで全ての場面に対応してしまう。

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