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写真で見る東京(130)・・・雪の浜離宮

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7日朝の天気予報では昼頃から雪が降ると伝えていた。
そこで浜離宮恩賜庭園の雪景色でも写真に収められたらいいと思い、汐留でランチをしてから向かって行った。空気は冷たいが、雪は降っていない。しかし浜離宮に着いたら、雪が降って来た。

積もるほどの勢いは無いが、フラッシュを使えば雪が写ると考えた。
入場券売り場で『シニア1枚』と言って150円を出したら、『昭和なん年生まれですか?』と聞かれた。『顔を見れば分かるだろう』と言いたかったが、誕生年を言って券をもらった。

 「浜離宮恩賜庭園」の入口

庭園内に入ると、雪がさらに降っている感じがした。
背景が暗い色でないと、雪が降っているのが目立たない程度の降雪である。
大きな木を背景にして、フラッシュを使って雪の降る光景を撮影した。

コンパクトカメラなので連写も出来ないし、フラッシュも弱いのだがなんとか絵になった。撮影に良い場所と雪の降る時のタイミングが合えば、動画も撮影しようと考えた。

庭園に入ったら急に雪が強く降って来た。

とりあえず「潮入の池」に向かい、「中島のお茶屋」を撮影することにした。
雪は降ったり止んだりと、なかなか思うような量の雪が降らない。
タイミングを合わすために、寒いが「中島のお茶屋」の対岸で待つことにした。

やっとなんとか雪が写りそうなタイミングになったので、そこで何枚もフラッシュを使い撮影した。後で確認したら、その中で1枚だけが、フラッシュに反応して雪が白く写っていた。

「中島のお茶屋」

「潮入の池」というのは、海水が池に入っているからである。
資料を調べてみたら次のような解説があった。
『潮入の池は潮の干満に合わせて海水が出入りするため、常に水が流れて清浄に保たれるという特徴があります。また、淡水魚ではなくボラやハゼ、カニなどの海の生物が生息しています』。

岸辺に休んでいた鴨が、私が通りかかったら水の中に逃げて行った。
鴨は海水でも淡水でも、どちらでも問題無いようだ。

「潮入の池」の鴨

潮入の池の周囲には4軒の「お茶屋」がある。
「中島のお茶屋」、「松のお茶屋」、「鷹のお茶屋」、「燕のお茶屋」である。
「松のお茶屋」は『鳥羽伏見の戦い(1867年)の最中、大阪城から船で江戸まで引き上げてきた徳川慶喜。しばし休憩したのが松の御茶屋と言われている』。

『冬のシーズンに訪れた場合、欄間板の透かしは見逃せないもので、潮入りの池の水面に反射した太陽光が千鳥模様を壁に映し出す。ここは茶屋であり、茶の湯を行う茶室とは用途が異なるが、徳川慶喜が招いた重要なお客様がリラックスできる特別な場所だった』と書いてあった。この日は雪が降っていたので、「千鳥模様」は見られなかった。

「松のお茶屋」

すぐ近くに「鷹のお茶屋」がある。
この時、急に雪が強く降り出したので、慌てて動画を撮影した。
「鷹のお茶屋」は2018年3月に復元された建物で、茅葺屋根である。

『第11代将軍 徳川家斎の時代に建てられた当時は、「お見合い所」、「藁ぶきお茶屋」と呼ばれた。内部は鷹狩りの合間に野支度でも立ち寄れるよう、広い土間になっている。建物の裏には鷹が待機する「鷹部屋」もあり、・・・』

『土間にある炉では芋や栗を焼いたりと、田舎の風情を楽しんだそうだ。明治時代になり接客が目的の施設になると、「鷹のお茶屋」と呼ばれるようになった』。
このお茶屋は中に入れる。

「鷹のお茶屋」

「松のお茶屋」、「鷹のお茶屋」、「燕のお茶屋」の3軒はすぐ近くに復元されている。
「燕のお茶屋」は他のお茶屋より一回り小さいが、数寄屋建築の特色が強く出ている。
上段(床を一段高くした座敷」が構えられていることから、十一代将軍 徳川家斎自身が接客・利用するための建物だったと考えられる。

建築には「釘隠し」として、「ツバメの形をした金具が使われていることから「燕のお茶屋」と呼ばれる。中には入れないが入口から梁を見たら、確かに「燕」の形の金具が見えた。

「燕のお茶屋」

(おまけの話)
いまの季節は「浜離宮」では花が少ない。
それでも春が近付いているのを察知したか、梅が咲き出した。
入口から正面の奥に「梅林」がある。

ほとんどの梅の木はまだ花を咲かせていないで、小さな蕾が見えるだけだ。
そんな中でも種類によるのか、綺麗な花を咲かせている木もある。

「梅林に降る雪」

紅梅の木が2本あり、どうやら満開を過ぎたように見える。
撮影場所からは逆光になるので、写した梅の花は真っ黒だった。
それをソフトを使い明るくしたら、きれいなピンク色になった。

この梅の木の前は畑になっていて、いまは何も植えていないが、間もなく菜の花が植えられるはずだ。私が撮影している姿を見た外国人のカップルも、私に真似して梅の花を撮影していた。

「紅梅」 

梅林を過ぎて、突き当りを右に行く。
その先は八重桜が多く植えられている場所で、5月には緑色の桜「御衣黄」が咲く。
途中の小橋を渡り右に行くと、トイレがある。寒いので私はトイレに入る。
入口の右の「蝋梅」が満開だった。他の場所にも蝋梅はあるが、ここが一番奇麗である。

トイレと蝋梅の関係は無いと思うが、ここで写真を撮る時は注意しないと変質者と思われてしまう。私は『蝋梅の写真を撮っているのです』と言い訳をしなければならない。
幸いにこの日は全部で20人も入園していなかったので、あまり人に会うこともなかった。

 「蝋梅」

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 東京に雪が降った。少雨でダムの渇水が心配されていたので恵みの雪になればいいな~。呑気にこんなことを考えながら自宅に籠り衆議院選挙への影響を気にしていた。投票率が下がってその結果が自民圧勝に結び付いた訳ではないだろうが、雪の日のビッグニュースになることはその頃ブログネタを撮っていたH君は知る由もなかった。

  • 雪の浜離宮、日本画の世界のようでいいですね。 他に人がいなくて、静けさとモノクロームの景色。撮影者は寒くて大変でしょうが、見るものに静かな心を提供してくれました。

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