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佐野元春 その1

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佐野元春といえば我々世代のヒーローである。あの頃の彼はすごかった。カッコ良かった。
学生時代にギターを弾いていたのなら、誰もが必ず歌ったサムデイやアンジェリーナ、ガラスのジェネレーションをはじめ、数々の名曲を生み出している我らがロックスターだ。

そんなサノモト、MOTOであるが、デビュー45周年!ということで全国ツアーが行われている。そんな情報をどこからか得たカミさんが持ち前の行動力でコンサートチケットを手配した。
ところが、札幌公演がとれなかったので、なんと青森公演に行くことになった。それならと、ついでに三内丸山遺跡も行ってくることにした。いつもながら突然決まったイベントである。

今回は洞爺からJRに乗って新函館北斗まで行き、新青森まで新幹線だ。とはいっても、わずかな時間でほとんどトンネル内を通るだけである。

青森駅

順調に青森に到着。電車での旅はなんかいい。そのまま駅のそばのなんともレトロなホテルにチェックインしてからホテルで一息をつく。
夜になり、歩いて5分の会場に向かう。会場は青森市民ホールで、1000人収容の規模は伊達カルチャーセンター大ホールくらいのコンパクトな施設。このくらいだとステージまでとても近くていい。そしてまた割り当てられた我々の座席は2階席最前列中央で絶好のポジションだった。
次々と集まってくる観客のうち、俺よりも明らかに若そうな世代はちらほら。9割は60代以上、中には70代以上に見える人も少なくない。まあその辺にいる普通のおじさんとおばさんたちだ。俺はちょっと冷めた目線で彼らを見ながら「なんかすげえな、この人たち・・・」と思いながら、なんかその群れにいるのが少し恥ずかしい感じがした。

MOTOは昭和31年生まれだから来年3月で70歳になる。俺よりも7つ上。
俺がよく聞いていたのは20代の頃だったが、あの頃からずっと音楽活動を続けているわけだ。

すげえな。

(つづく)

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犬と暮らしとカヤックと

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豊浦町でワンコたちと暮らし、たまに海で遊ぶ日常をつづります。

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