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守っていきたい

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もしも車が今のように道路を走らなくなったらどんな風景になるのだろう。

この日、そうなったらきっと野生動物の往来でにぎやかになるだろうと思った。

国道から支笏湖周辺の脇道にはいってみた。
シーズンオフにはいったこのキャンプ場に続く道は人の気配がなかった。
すると出てくる出てくる。
昼間だというのに道路沿いに鹿の群だ。

道路に出てくる鹿は、こっちが近づくまでじっと見ているが、近くに行くと車を避けて森に入っていく。

奥の方に入るとさらにまたゾロゾロと出てきている。
森の方からは鹿の鳴き声。
多分このあと夕方から夜にかけて、この辺りは鹿たちの世界になるのだろう。

日本には広大な自然豊かな山がある。
その自然が育む豊かさは、我々に水や空気、食べ物を生み出し、分けてくれる。
つまりそれは我々人間が生きていく上で最も重要なもの。
こうした自然を身近に感じる時、我々は畏敬の念を持って接するべきだろう。

人間は動物園の檻の外から見る観客ではなくて、動物たちと一緒の空間を生きている存在。
だからお互いにお互いのテリトリーを尊重し、侵害せず、なんとかうまく共存していかないといけない。最近の熊騒動を見ていてそう思う。

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犬と暮らしとカヤックと

kayaker

豊浦町でワンコたちと暮らし、たまに海で遊ぶ日常をつづります。

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コメント(2件)

  • 凄い! 自然とはこういうものなのだ。 都会の中の自然に慣れてしまい、脅威に感じる。 でも熊はどうすりゃいいんだろう?

    • 昔、猿の惑星という映画がありましたね。確か第一話は猿の世界に人間が入るという衝撃的な映画でした。なんか今回は自然の中に人間が投げ出されたら、すごい無防備で無力さを感じる気がして、なぜかその映画を思い出しました。

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