無事にテーブルシャッフルボードを町のコミュニティホールに設置できたが、15年前に一度チェックして以来、手入れもしていなかった本体の表面はメンテナンスが必要だった。
圧縮材で作られている本体は湿度などによって収縮を繰り返し、表面が凸凹になっていたのだ。
そこで俺は表面をリメイクすることにした。
ここで25年前にアメリカのメーカーの製造工場を視察させてもらったときの経験が生きた。
そのノウハウを見ていたので、修繕には自信があったのである。

表面はエポキシ樹脂を流し込ん作られている。
それでアマゾンで適当なものを探し、
適当な型枠を作ってエポキシ樹脂を流し込んでみた。
もちろん、こんなDIYは初めてのことだったので、必要な原材料の種類や量の計算から始まり、失敗しないための注意点などのノウハウをAIを使って学んだ上での作業をしたのだが、これがかなりうまくいった。
エポキシ樹脂を流し込んで24時間。
覆っていたブルーシートが表面に触れるというトラブルもあったが、無事に硬化が終了。
その後ヘリにできたバリをカンナで削る。

さらに本体下部にあるデバイスで少しだけ凹面を作るような調整をして完了。
あとはワックスをかけて滑りを良くするシリコンボールと制御する砂を混ぜたものを撒いて完了。

さて、次なる課題はウェブランキングボードの作成である。
着々と野望の達成に近づいてきた。
(つづく)
3
\ この記事をシェアする /
[…] (つづく) […]