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街角スナップ(7)・・・銀座通りの光景

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【銀座の光景】(銀座4丁目~8丁目)
自宅から都バスに乗って、銀座4丁目で降りることが多い。
降りれば外国人観光客だらけだ。
中国人、韓国人などは日本人とあまり違わなくなったので、見ただけでは分からない。
今年は時に目立つのが、白人観光客である。でも「白人って、変な言葉だなー」と、私は思う。

白人は年をとると、途端にデブになる。でも若い女性は足が長く真っすぐ伸びて、綺麗でつい見惚れてしまう。日本の夏は暑いせいか、肌の露出が多い女性が多い。
ヘソは出す、背中は出す、足は上の方まで思い切り出す、胸の谷間は見せる。ジジイには目の毒だ。

 銀座4丁目交差点

4丁目交差点の角の「GINZA PLACE」の1階に、「NISSAN」のショーウーム「NISSAN CROSSING」がある。そこにはいつも興味を惹くような車が展示してある。
9月は「NISSAN HYPER FORCE」という、電気自動車のコンセプトカーだった。
見た目が格好良いので、外国人は必ず店内に入り、車と一緒の写真を撮っている。

NISSANの説明では「ハイパーフォースは、究極のドライビングプレジャーを追求しながら、高い環境性能と日常での快適性を兼ね備えた次世代高性能スーパーカーです。最適な重量バランスで搭載した全個体電池と高出力モーターのパワートレインは、最大出力1,000KWを発生し、圧倒的な加速力を発揮します」と書いてある。        

 「NISSAN HYPER FORCE」

8丁目方向へ向かう時は、銀座通りの左側を行く。
右側は太陽の光が当り暑いが、左側はビルの影になるからだ。
少し歩くと、すぐに「GINZA SIX」がある。銀座6丁目にあるから「GINZA SIX」なのである。
銀座4丁目交差点は4丁目と5丁目の境界線である。だから三越は4丁目で、「GINZA PLACE」は、銀座5丁目になる。

最近になり「GINZA SIX」の正面に巨大な「Ship’s Cat Cosmo Red」が置かれるようになった。店内の吹き抜けに吊るされていた宇宙船「BIG CAT BANG」の猫の大型である。 ずいぶん長く吊るされていたが、9月7日で終りだそうだ。それを記念して、大きな猫が置かれたのかもしれない。                  

 「Ship’s Cat Cosmo Red」

「GINZA SIX」を過ぎて、次の信号を渡ると左側にビヤホール「ライオン」がある。
いつもここは午前11時30分の開店を待つ人の列がある。
「ライオン」は「ビヤホール」と言っているが、最近の店は「ビアホール」である。
ここは昭和9年に大日本麦酒㈱の本社として竣工し、1階にビヤホールを開店した。

私はアルコールはダメなのだが、創建以来、変らぬ佇まいを残している店内を見たくてランチで入ったことがある。外に飾られた食品サンプルとは違い、店内は落ち着いた良い雰囲気で、お勧めである。        

ビヤホール「ライオン」

更に進むと左側に「Swatch」の店がある。
ここはフロアを4つに分けていて、道路から見える開口部は吹き抜けになっている。
左側に垂直庭がデザインされていて、1階から最上階まで壁面に垂直に700株の植物が埋め込まれている。このビルで今年の6月にエレベーターの事故が起った。

ガラス張りの油圧式エレベーターの支柱の根元部分から傾いて、3階から2階へ降りて行く途中で停止した。発生時には人は乗っていなかったので、怪我人は出なかった。私はせっかくの機会だからと思い、ガラス張りの透明のエレベーターに3階から乗ってみた。どうということも無かったが、エレベーターにクーラーが入っていないので、暑くて参った。       

右側の壁に植物が埋め込まれている(透明のエレベーターから)

銀座7丁目に入ると、向かい側にレンガ色の建物が見える。
これは「資生堂パーラー」で、「オムレツ」が有名である。値段は3000円と、かなり高い。
私は以前に1回だけ食べたことがあるが、驚くほどのものではなかった。
正面ドアから入ると1階はケーキなどを売っているが、そこから入らず横のドアから入る。

そして地下1階に行くと「資生堂ギャラリー」があり、私には難しいアートを展示している。
今回も立ち寄ったが、その話は別のブログで・・・・。
このギャラリーは1919年にオープンした、現存する日本で最古の画廊である。        

 銀座七丁目の交差点から、銀座通りを見る。

遂に銀座8丁目までやって来た。銀座は8丁目で終りである。
この先は首都高速道路が上を通り、下の商業施設は「GINZA 9」と名付けられている。
銀座ナインは1号館~3号館まであるが、正式な住所は無い。便宜上「銀座8-10先」となっている。

私の立っている後ろは元は「天国」という天ぷら屋があったが、現在はまだ計画が無いのか仮囲いになっている。この店で「天丼」を食べるのを楽しみにしていたが、バブル期の事業の失敗か、いまは2本裏道で小さく営業している。

向かいは「博品館」で、おもちゃの専門店である。12階には「博品館劇場」があり、かなり前に来たことがある。信号を渡ると「ドン・キホーテ」、「肉のハナマサ」があり、この前で中国人用の観光バスが停まる場所になっている。         

「博品館」(銀座8丁目)

(おまけの話)【鳩居堂の書道展】
日曜日の午前5時30分から、ラジオのニッポン放送で「有楽町で逢いまSHOW」という番組がある。
この番組のメインキャスターはタレントの中山秀征で、歌謡曲の司会をしている。
その番組の中で彼が『8月19日(火)〜8月31日(日)の約2週間、銀座鳩居堂にて自身の書道作品を展示する「第二回中山秀征書道展」を開催します』と言っていた。

そこで私は銀座に出た時に、鳩居堂4階の会場に行ってみた。
すると驚いたことに、そこに本人がいた。私は別にファンではないが、『一緒に写真を撮ってもいいですか?』と言ってしまった。気持ち良くOKを出してくれたので、係の人にカメラを渡して撮ってもらった。

私は書を見る目は無いが、「智慧」というテーマで20枚くらいの作品が並んでいた。
色々な才能を持った人が羨ましい。             

タレントで書道家の「中山秀征」

【和光のショーウィンドー】
銀座に出ると4丁目角にある「和光」のショーウィンドーが気になって見る。
1ヶ月半に1度の割合で、ショーウィンドーの飾り付けが変わる。
8月後半からは真っ白なマッシュルームのようなものが飾られていた。

これをネットで調べたらまだタイトルが出ていなかったので、和光に問い合わせた。
すぐに返信がありタイトルは「茸」で、その心は『秋の森から届いた丸く静かなかたち。地にそっと姿を現すマッシュルームは、自然が生み出す造形の美しさです。その丸みは、どこか愛らしく、そして豊か』。ただ残念なのは、ショーウィンドーのガラスに街の光景が反射して映り込んでしまうことだ。        

  銀座4丁目の「和光」のショーウィンドー

【中央区観光産業まつり】
新聞の折り込み広告に「中央区産業・観光まつり」の案内が入っていた。
開催期間は10月1日~11月30日で、前面に打ち出しているのがNHK大河ドラマの「べらぼう」だった。このドラマの主人公「蔦屋重三郎」は吉原から中央区で活躍したそうで、本では読んだことがある。

でも私はドラマは1年間と長いので、面倒で見ていない。
紙面には色々な企画が出ていたが、その中に『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」トークショー in 中央区』があった。

場所は中央区所有の「銀座ブロッサム」で、募集定員は850人、開催日は10月1日午後6時から、ゲストは「つよ役」の高岡早紀さんだった。すぐにQRコードを読み取り応募したが、抽選には外れてしまった。        

「中央区産業観光まつり」の案内パンフレット


                

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 銀座ガイド、ありがとうございました。はとバス気分で楽しみました。ライオンビヤホールは私の特に好きな店です。当時珍しいタイルやガラスモザイクが店内をうずめて、東京にいながら、どこかヨーロッパの街に迷い込んだような雰囲気にさせてくれるお店です。

  • 神戸一郎という歌手をご記憶されている人は昭和生まれでしょう。
    彼は野太い歌声で「銀座九丁目は水の上」という曲を歌って世に出た。銀座は八丁目までしかないそうなので、九丁目は東京湾の水の上という事になりますね。大昔入社した会社の所在地が八丁目であったことを懐かしく思い出しました。

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