【地下鉄の女】
宝くじドリーム館でクラシック・コンサートを堪能した後に、地下鉄・浅草線の「宝町駅」から電車に乗った。
幸いに空いていて座れることが出来た。私の向かい側の席には若い女性が座っていて、スマホを見ながら化粧をしている。スマホの画面が鏡になっているらしい。
電車の中で平気で化粧をする女を、私には理解できない。
自分の中では、乗客はいないことにしているのか? いつまでも化粧を止めない。
私のことなど無視している。段々と腹が立って来た。『化粧は家でしてから出て来い!』と言いたくなったのを我慢した。
なんだか日本がドンドンと劣化して行くような感じがして、とても嫌な時間だった。
しかも彼女は私と同じ「新橋駅」で降りたのである。

私の前を歩く地下鉄の「化粧女」(新橋駅)
【月島のタワーマンション】
「もんじゃの街」である月島で、タワーマンションが増えて来た。
現在も広い敷地を再開発して、大規模なタワーマンションが建設されている。
最近の都内のマンションの平均価格が1億円を超えたとニュースでやっていたが、誰が買うんだろう?
1億円をローンにしろ支払える人が、そんなに大勢いるとは思えない。
最近は中国人が買っているという噂も聞くが、そうなったら管理組合の総会では中国語も必要になりそうだ。私の住むマンションにも中国人が増えているようだが、まだ中国語はメジャーではないから安心だ。
でも最近になりエレベーター内のお知らせが、英語併記になって来たところを見ると国際化が進んでいるようだ。

月島の建設中のタワーマンション(右側)
【日本橋の橋】
都営地下鉄「浅草線」で「日本橋駅」で降りて、三越方面に歩いて行った。
日本橋の上を通る首都高速道路を撤去して、「日本橋に青空を取り戻そう」という地元の要望もあり計画が実現した。
首都高速道路を地下化する工事が2022年から開始されているが、あまり目立った動きは無いように感じていた。そこで工事が割合に進んでいると思われる、日本橋の1つ下流の「江戸橋」に様子を見に行った。
日本橋川の中に油圧ショベル車が入っていたが、なにをしているのかは分からなかった。全ての工事が完成し、日本橋に青空が戻るのは2040年というから、私はたぶん見られないだろう。

日本橋川の「江戸橋」から日本橋を見る
(おまけの話)【空中レストラン】
YOUTUBEで見たと思うが、「空中レストラン」の話である。
クレーンで座席を地上から40メートルくらい吊り上げて、そこで食事をさせるというビジネスがある。
場所は「豊洲ぐるり公園」の先端の、レインボーブリッジの見える場所のようだ。
私にすれば「なんとバカバカしい」と感じるが、このイベントは世界65か国で1万回以上も行われているそうだ。世界には「珍しもの好き」の金持ちが多くいるから、このビジネスも成り立つのだろう。

始まる前は工事中?
このレストランのホームページを見たら、「一回に22人」、「安全性は世界基準」、「シートは安全ベルト」で、ベルギー発のビジネスである。
全て予約時前払い方式なので、「大雨が降ったらどうするのか?」、「強風の日は?」、「カンカン照りの日は?」、「トイレに行けない」などが気になる。
料金は1人3万5000円と3万3000円のコースがあり、かなり高い。それを1日4回、行っている。「天候保証」を2000円で追加支払いすれば悪天候の時は全額返金されるが、自分から止めたら払い戻しは無い。
会社としてはよほどの悪天候でなければ、中止をすることは無いだろう。
所要時間は50分で説明に20分、搭乗前後に安全ベルト着脱などの各10分がある。

開始5分前(別の場所から)
私がバカバカしいと思っていても、そうは思わない人が世間には大勢いるようなので、家から近いこともあり見に行くことにした。
この日はポカポカ陽気で、絶好の空中レストラン日和だと思う。早めに行って撮影の準備とテスト撮影をした。
クレーンの下の方は建物が邪魔して見えない。午後2時になり特に合図も無く、クレーンがレストランを吊り上げて行く。
所定の40メートルの高さまで行くには、約2分20秒くらいである。
下から見ている私は上で何をしているのかは見えない。

クレーンがレストランを吊り上げて行く
しかしレストランと言っても、食べさせられるのは豪華であっても「弁当」である。
下には広いバーベキュー・スペースがあり、大勢の若者達が焼物をしている。
私以外に誰もこの光景を知らないのか、撮影をしている人はいない。
始まる前はただ遠くにクレーンが見えるだけなので、「工事かな?」くらいにしか思っていないのだろう。
珍しもの好きの私でも、いつも高いところに住んでいるので、3万5000円も出して悪天候の日に雨風に晒されて弁当を食べたくない。
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