【国内価格差】
私は毎朝、自分でコーヒー豆を挽いて飲んでいる。
濾紙はペーパーフィルターを使っている。
そろそろフィルターが残り少なくなったので、安売り店の「OKストア」に行った時に買って来た。「OKストア」で100枚の箱入りペーパーフィルターが308円だった。
『最近は高くなったなー』と思ったが、翌日に近くの100均の「DAISO」に行ってみた。すると「DAISO」では箱には入っていないが、90枚入りが110円だった。
内外価格差という話はよく聞くが、国内格差も相当なものだ。

ペーパーフィルター(2種類)
【640円の天丼】
いつもランチは「うどん」だが、出掛けた先で「うどん屋」が見付からず、珍しく「天丼」を食べた。店は「てんや」というナショナル・チェーン店で、ご飯だけ「小」を頼んだ。出て来た「天丼」の中身は、「海老」、「白身魚」、「かぼちゃ」、「イカ」、「レンコン」、「インゲン」だった。
これで「640円」は安い! 私の舌が衰えたのかもしれないが、一流店の天丼に負けていなかったのには驚いた。安さの秘密は「タブレットで注文」、「海老が1本」、「白身魚は半身」、「かき揚げ無し」、「支払いは支払い機」で、人件費を掛けていないからかもしれない。

「天丼(ご飯(小)」(640円)
【大学の公開講座】
もうなん年も前から、中野坂上の「東京工芸大学」で行われている春・秋の各4回の公開講座に通っている。今年の春の公開講座の第一回目は、5月17日(土)で、午後1時30分から90分の授業だった。今回の講座のタイトルは「ディープラーニングによって、言語を学習した生成AIが人間になれない理由」だった。
いまの時代にマッチした、とても興味の持てる授業だった。ディープラーニングは1930年に始まった。講師は最初の頃からこのテーマに関って来た教授のせいか、自分は分かり切っているが私には分からない。
映像も豊富に使って説明してくれるが、この問題を90分で解説するのは時間が足りなかった。結論は「生成AIは人間になれない」だったが、もっと時間を掛けて学びたかった。

公開講座の資料(東京工芸大学)
(おまけの話)【詐欺事件】
最近は電話やインターネットの詐欺事件が、ものすごい勢いで増えている。
「なぜ騙されるのか?」と不思議な気もするが、かなり前の事件で私も他人事でないと思っている。15年ほど前のことだが、女房の友人の主人の「オレオレ詐欺」の話である。
家に息子から電話があり旦那が出た。息子が『会社の金を置き忘れてしまった。なんとか150万円を貸してくれ』と言った。その話を主人から聞いた奥さんは、『それは詐欺よ!』と言ったら、旦那は『なんてことを言うんだ!息子が困っているんだ!』と怒った。
金の用意をしていたら、たまたま息子から電話があったので『さっき電話した?』と聞いたら『していない』と言う。これで詐欺電話と分かったが、それ以来、亭主は女房に頭が上がらなくなった。なんと彼はその時に信用金庫の支店長であった。

猫も騙されるか?(窓の外に工事人)
【警視庁から電話】
マンションの友人からメールが届いた。
『スマホに電話があり画面を見たら「警視庁」と出ていた。アドレス帳に登録していないので変だと思ったので、末尾番号の「0110」をネットで検索したら府中警察署だった。そこで返信ではなく、ネットで調べた府中警察署に電話して事情を説明して確認した。
いくつかの部署に連絡をしてくれて調べたが、該当者はいないで「詐欺電話」と教えられた。ニュースでも末尾が110番でも警察を騙る詐欺電話があるので注意するように言われたので、みなさんも注意して下さい』と書いてあった。
登録していないのに漢字で「警視庁」と表示されるのは、なにか高度な方法があるのだろうか?

スマホに偽電話
【偽表示の問い合わせ結果】
警視庁から着信電話があった友人のスマホは、SONYの新しい「Xperia」だそうだ。
実在する警察の電話番号を表示させる詐欺は少し前からあったが、漢字表示は新しい方法だ。私のスマホは相当に古いFUJITSUの「Arrow」である。
そこでFUJITSUのサポートにメールで「着信画面に警視庁などの漢字表示が出るのはなぜか?。私のスマホにも出るか?」と問い合わせた。
しばらくして返信があり、『android端末の電話アプリでは、Googleが電話番号と会社名の情報を収集してGoogleマップなどのデータベースと照合して表示される場合が稀にあるようです。弊社の端末においては同様のお問い合わせはこれまで確認できておらず、機種によっては迷惑電話対策機能も搭載されているため機種変更の際にご参考にしていただけますと幸いです』あった。

「FUJITSU」へメールで問い合わせ
「偽QRコード」
最近は色々な状況で、スマホで「QRコード」から情報を読み込むことがある。
この「QRコード」というものを発明したのは、日本人の原 昌広氏である。
最近になって問題となっているのが、「偽QRコード」である。
町などで電柱や壁などに貼られた宣伝用のポスターに「QRコード」があるのを見掛ける。そこにある「QRコード」の上に、同じサイズの「偽のQRコード」を貼り付けるのである。
「プレゼント」などとあると疑いもなくQRコードを読み込み、そこへ個人情報を書き込んでしまう。詐欺犯はかなり頭が良い。
これで個人情報を盗み、犯罪に使われてしまうのである。

プレゼントのQRコード(本物)
「証券会社&個人口座」
ネット証券会社と取引していて、個人の取引口座を乗っ取られる事件が大問題となっている。その人が所有している株式を、知らない間に勝手に売却されてしまう。売却代金は引き出せないので、詐欺犯は新たな手を考えた。
乗っ取った口座の売却代金で、中国株や取引数の少ない株を大量に購入する。すると株価が急上昇する。その前に詐欺犯は事前にその株が安い時に、自分の口座でその株を買い集めておく。
そして乗っ取った口座で大量発注して急騰した時に、自分の口座の株を売却して利益を得るのである。その後はその株は急落する。そして乗っ取られた人は、損だけを抱え込まされるのである。そこで証券会社は「多重要素承認」をするようにお願いしている。

証券会社のページを開けると「多要素認証」
「詐欺事件の順位」
日本経済新聞に「詐欺事件の順位」が出ていた。1位から10位まで出ていたが、それを7位まで紹介する。
「1位」・・警察や政府機関を名乗る着信、「2位」・・自宅近くで長時間駐車する車、「3位」・・点検うたう業者の突然の訪問、「4位」・・車に紛失防止タグ、「5位」・・インターフォンに出ても切れる、「6位」・・カメラ不使用なのにスマホに緑の光、「7位」・・WiFiの通信速度の異常。
この中で1位は友人に起きた。2位から5今では、マンション住まいでは大丈夫だ。6位は経験したことがない。7位は気を付けよう。
その理由は私は外出先ではFree WiFiを使うことが多いので、これは危険がいっぱいである。

詐欺事件の順位(日本経済新聞)
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