【ECO EDO】
毎年恒例の「ECO EDO・浴衣で日本橋」が今年も始まった。
主催者側の説明では『江戸時代から育まれた日本橋らしい涼体験をお届けするイベント「ECO EDO 日本橋 2025 ~五感で楽しむ、江戸の涼~」を開催します。風鈴、打ち水、夕涼み。自然と調和する江戸の知恵。そこにはエコな夏の涼がありました』とある。
でも今年のこの暑さでは、自然の涼では無理ではないかと思いながらも、日本橋まで行ってみた。福徳神社の横の小道に「風鈴の道」が出来ていて、そこを通り抜けられるようになっている。少しの風で風鈴が揺れているが、その音が聞こえない。
私は高齢になってから、高い周波数の音が聞こえ辛くなっているのが原因だろう。
日本の夏の「涼」を楽しめなくなってしまったからには、終りも近そうだ。
【HIBIYA MID SUMMER 2025】
ミッドタウン日比谷でも、「SUMMER 2025」が行われている。
開始の2日前に前を通ったら昨年と同じドームが作られていて、周りをカザグルマで覆う工事が行われていた。
「毎年恒例の・・・」となると、前年と同じ企画になってしまうのも仕方ないのだろう。台風5号が去った翌日に、もう一度見に行ったが、やはり昨年と同じ展示だった。
17日の午前中に行ったら、まだ工事をしていた。台風5号の影響で、工事が遅れているのだろうと思った。
家に帰ってブログの掲載の準備をしていて気が付いた。
なんと「HIBIYA MID SUMMER 2025」は翌日からで、工事は遅れていなかったのであった。

工事中のカザグルマ
【ROPPONGI MID SUMMER 2025】
六本木の夏のイベントを検索したら、ミッドタウン六本木で次のような案内が出ていた。『青空の下、約2,000本のひまわりが東京ミッドタウンに咲き誇る。風に揺れ、リボンに彩られたひまわりに包まれながら、開放的なガーデンと青空を背景に、この夏の思い出を写真に収めてみませんか』。
そこで7月18日の午前中に「ヒマワリ」を見に行ってみた。
奥の芝生広場かと思ったら、その手前のいつもは椅子とテーブルが置いてある場所に、大量のヒマワリが咲いていた。
花の色が鮮やか過ぎるくらい黄色なので造花化かと思い、軽く花に触れてみたら生花だった。
白人女性が三脚を使い自分はヒマワリの中に入り、自分の後ろ姿を遠隔操作で撮影していた。何度も何度もやるので、彼女の入らない写真が撮れない。
美人だったので、「まあ、それもいいか」と思ったのである。

「ミッドタウン六本木」のヒマワリ
【夜台湾フェスタ(1)】
私にとって台湾はかなり親しみもあり、多くの関係のあった国である。
台湾・台中のLさん家族とはかなり親しくしていて、息子が日本へ留学して来た時は保証人となって面倒を見た。父親が亡くなった時は葬儀にも行った。
台湾から来たカメラマンのKさんは、私の会社の寮に住んで専門学校へ通った。
観光も含めると、10回くらいは行っていると思う。
御成門の芝公園で、「夜台湾フェスタ」が開催されたので、暑い中を見に行った。
フェスタの「夜台湾」は「屋台と台湾」を意味していて、台湾のグルメ屋台が出ているそうだ。

「夜台湾フェスタ」案内看板
【夜台湾フェスタ(2)】
会場入口へ行ったら入場料が500円だった。会場内には屋台とそれを食べるテントが見える。食べ物は無料じゃないのに、入場料が必要なのは気に入らない。
この日はカンカン照りで、食欲も無い。11軒の屋台を見て廻ったが、特に食べたいものも無い。
でもわざわざ来たのだからと、ある屋台で「スープ小籠包」を注文した。これは私の知らない食べものだ。小さなプラスチックの器にスープが入っていて、その中に小籠包が3個入っている。他にはおまけ程度の野菜である。
入場料を取ったのに、これで800円は高い。他のメニューはどの屋台も1000円で、みんな小さなプラスチックの器だった。ジリジリと照り付ける太陽に負けて、すぐに会場を後にした。これからは夏のイベントは、室内以外は無理のようだ。

「夜台湾フェスタ」の会場入口
【新橋こいち祭】
新橋の近くで「新橋こいち祭」というポスターを見たので「なんだろう?」と思い、家に帰ってからネットで調べてみた。
すると「こいち祭」の名前の由来が書いてあり、『新橋で働く人たちが仕事帰りに小一時間踊って(遊んで)帰る。その「小一時間」から命名された』とあった。
「仕事帰り」なのだから夕方からだろうが、私は夜は出掛けないので昼間に見に行った。午後1時から始まるようなので、それに合わせて出掛けて行ったが、まだこの時間では仕事帰りのサラリーマンはいない。最高気温が35度もある中でテントを張って屋台が出ているが、お客もいないのだから店もわずかしか開いていない。
新橋駅の烏森口かを出たところにある「桜田公園」も会場になっているので行ってみたが、盆踊りの舞台が作られている以外は屋台も開いていなかった。でも最近は夕方になっても涼しくならないから、「こいち祭」は秋に変えた方が良いのでは?

「新橋こいち祭」
【新宿エイサーまつり】
少し前に新宿に行った時に、「新宿エイサーまつり」が開催されると知った。
今回が第22回だそうだが、私は全く知らなかった。
7月26日(土)の1日だけの「まつり」なので、暑くても行かないわけにはいかない。
エイサーの演技は新宿の5会場で、正午から19時まで行われる予定になっている。
新宿駅東口前の会場に11時30分に着いたら、もうかなりの人達が集まっていた。
すぐにスポンサー会社の「打ち水」が始り、続いて沖縄の漫才師が出て来て、つまらないクイズを行い粗品をプレゼントしていた。

「打ち水」をする関係者
漫才師が去り、やっと司会者の案内でエイサーのグループが登場した。
この日は特に暑い。炎天下なので、やる方も見る方も命がけである。
「エイサー」というのは沖縄の芸能で、その歴史は古い。
『1603年、琉球王国時代に浄土宗が伝わり、葬儀や法事でニンプチャー(念仏者)が念仏歌を歌って供養するようになったのが、エイサーの原型』だそうだ。

暑い中でエイサーを踊る
『沖縄のお盆は、旧暦の7月13日から7月15日の3日間で行なわれ、祖先崇拝の強い沖縄では、お盆はとても大切な行事となっている。お盆最終日の15日「ウークイ(お送り)」の夜には、ご馳走をお供えして家族や親戚みんなでご先祖様を見送る。そして、祖先を送り出すために各地でにぎやかに踊られるのがエイサー』だそうだ。
エイサーのダンサーは太鼓を叩き、激しく踊る。約15分の演技だったが、この暑さでは十分だった。私は急いで地下街に降りて、クーラーで体を冷やしたのである。
彼らはあと4回も他の会場で踊らなければならないので、大変である。
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