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[2016.06.12]
■寝ぼけて痛い話とアロニアの星クッキーと自分を大切にする話
週末二日連続、息子が中体連で登別体育館に朝7:45分集合の送迎! 
 
早朝から沢山の車がきていて、ご両親ともに送迎に来られているご家族もあり、こういうところでも世の中のお父さんお母さんは子供のためにえらいなあと思った次第でございます。 
 
大会はほとんどが土日で、週末の直売所のぱんたちを焼くのと重なります。日曜日も2時半に起きて焼くスケジュールで、夜中にアラームで起きました。 
 
工房に行くとぱんたちは予定通りの膨らみ具合で焼いていいよの顔をしています。 
 
早速豆乳山型ぱんを小さいほうのオーブンに入れて焼き始め、次にレーズン胡桃ぱんにクープを入れようとカミソリをもって切り目を入れているとき、ちょっとぼーっとしていたようで、あっと思った瞬間にはもう左のひとさし指をすっぱり切ってしまいました。 
 
やってしまった!結構深くいってしまったので、手を止めて傷口が元通りにくっつくようにふき取りながら合わせ、軽く押さえておきますと数分でくっついてくれました。 
 
傷口が切れたとおりにうまく張り合わせるようにするときれいに貼りつくのですが、あれですあれ、キュウリやズッキーニの切り口同志が吸い付くようにくっつくのと似ています。 
 
でもくっついたばかりはぶつけたり力を入れたりすると簡単に開いてしまうので、切った指を使うことはできず、水仕事もがまん。傷口が化膿すると仕事できない日数が多くなってしまうので、それはとても困ります。でもここを我慢できると完全にくっつくのが速いのです。 
 
仮にくっついた後の指を絆創膏で2重に巻いてぶつけ防止をして使わないようにして、クープ入れの途中だったレーズン胡桃ぱんにクープを入れ、オーブンへ。先ほどの豆乳山型ぱんがあがったので差し替えて、交互に時間差で焼く形になりました。 
 
一か所使えない指があると、いろいろな作業でいつもと加減が違うので、焼きあがったぱんを網に上げるときに手が滑り、一つ落としてしまいました。あああレーズン胡桃ぱんが〜。 
 
大会のお弁当にはサンドイッチを所望のうちの若殿のリクエストに応えるべく、豆腐マヨネーズを作り具を合わせ、はさみ、包むのも、たった一つの指が使えないだけでとても時間がかかってしまいました。 
 
本当に人の手も計算されつくした作りになっていて、五本の指と左右の両手があって初めていろいろなことがスムーズにできるのだなと、改めてこの手のありがたさが身に沁みました。 
怪我をしないよう、以後気を付けます。 
 
お弁当もでき、直売所のぱんたちもでき、6時10分にお友達と待ち合わせて、7時半に登別へ。 
体育館に子供たちを無事送り、9時過ぎに大滝にとんぼ帰りしてきて、直売所に納品。 
それから工房に戻って、今日はご注文いただいた大滝限定のアロニアの星クッキー×10を焼く予定でした。 
 
電話や来客もありましたが、他の仕事も絡めて昼には出来上がり、地元の施設の一つにお届けに行きました。 
 
いつも直売所でアロニアクッキーを買ってくださるというそのお婆ちゃんには初めてお会いするのですが、施設のロビーで私を待っていてくれました。 
 
話しているうちに、もう2つ買ってくださることになり、いつもとても楽しみにしていること、切らさないように頑張っておいてほしいとの旨、伺いました。 
 
大滝限定の星型のアロニアクッキーは、地元の方に気軽にお茶菓子として食べてほしくて作ったものなので、初めて直接地元のお客様から気に入っているといっていただけて、感慨もひとしおです。また頑張る元気をいただきました。 
 
私はどうもおかしなところが不器用なようで、変なところでやりすぎたりとんちんかんだったり、普通に器用にこなす、ということがとても難しく感じることが良くあります。 
 
これ、ということに対する集中力は変にあり、夜中まで平気でやってしまったり、絵を描いていた時もすぐ寝食を忘れるので、このままでは寿命が縮まる、と真剣に思ったりしました。 
 
今は、逆にこうしてお客様から励ましをいただき、 
じゃあ、おいしいクッキーを作るために私は手を怪我などしてはいけないんだ、と自重する気持ちが生まれてきました。 
 
ちょっと今生訳ありで、私にとって自分を大切にすることはいけないことで、酷使していないと生きていけない、というくらいに思っていた時期が長かったので、怪我しても病気でも関係ないしこれくらいで死にやしない、そんなことより地球環境を護るんだ〜という勢いで今までやってきましたが、その生活ではいつも余裕がなく、せっぱつまっていて、怒りを感じることも多く、心からいつも幸せだとは感じられずにいました。仕方なかったとはいえあほでしたねえ。 
 
今はなんでそうだったのかの理由もわかるようになったので、そうならざるを得なかった自分も解るし、解るとどんどんこんがらがった状態から抜け出したくなって自分で這い上がろうとしています。 
 
私は地球環境を護りたいがために無理をして、あることろでは物質的には汚さないように気を付けてきたかもしれませんが、自分をおろそかにしてきたので見えないところで心に怒りが潜んでいて、実は物質よりもそれらのマイナスの感情の方が地球を汚してしまうことを知っていたのに、本当に腑に落ちていなかったのです。 
 
というか、無理が何なのか、どうすることが自分を大切にすることなのか全く解っていなかったし、大切にしようとも思っていなかったし、解ろうとも思っていなかったのです。ひどいなあ。あほですな。 
 
実は先日、かけがえのない方を亡くしました。 
私の人生の、大きな転機でした。 
いくつかの約束を果たせないままの別れでした。 
そして、何かのスイッチが入ったようなのです。 
 
霧が晴れるように、今までわからなかったそこに手が届き、ふと見渡すと自分にいらないものばかりを持っていることに気が付きました。 
 
自分が本当にしたいことから無意識に目を背けてきたことに気付きました。 
 
無意識でなりたがっていた自分、でも正しい自尊心がなかったのでなれるわけないと思い込んでいた自分と、今のまだまだ届かない状態の自分が繋がり、本当に私の願いである地球を確実に守る、ということを現実にすることを目指すには、私がまず幸せでないと始まらないということが一つ深く腑に落ちたのです。 
 
そうしたら、指を切ったときに申し訳ないと思えてびっくりしたし、今まではそれで水仕事をやめるなんて考えもしませんでしたが今回はいたわる気持ちが芽生え、またまたびっくりしたのです。 
 
以前は指を怪我したら、くっそやっちまったこのドジ、とばかりに自分に罵詈雑言を浴びせるような悪人ぶり(うわあひどいぃ懺悔懺悔∞) 
痛い?何言ってるんだ甘えんじゃねえとっとと働きやがれビシビシ!(なぜかべらんめえ調)みたいな気持ちでやってきたのでそりゃあ免疫異常も起こしますわ。体も嫌になってボイコットいたしますわ。 
 
もう懺悔しかございません。 
五体投地したい気持ちでございます。 
地球さん宇宙さん世界さん荒々しい気持ちをまき散らしてきてごめんなさい。 
 
20代のころ荒雄、と異名をとったおやじっぷりにも深い深いわけがあり、その名残は健在でございました。心の傷、こわい、こわい。 
取り戻せ、自尊心。 
正しく頑張れ、私。 
 
無駄なことは何一つないといわれますが、小さなきっかけの積み重ねがなければ大きなきっかけでいっきに気づくことはできなかっただろうと思います。 
 
あがいたことも、わけわかんなかったことも、思い違いしたことも、間違ったことも、失敗したことも、迷惑かけて落ち込んだことも、うまくできなかったことも、何にもわかっていなかったことも、全て無駄ではなかったようです。 
 
がけっぷちにならないとスイッチを入れられない癖も、もういらないので、入れるべき時にいつでもスイッチが入るよう、心のブロックをいつも外しておきたいと思いました。 
 
正しい自尊心をもって、人として普通に、当たり前に、みんなと一緒に幸せになる。 
てんねんや、ようやく最終形態に向かっての扉が開きました。目指せ、脱あほでございます。 
早く人間になりたい。まっとうな。 
 
今日は、痛い話とアロニアクッキーともつながるお話でした。時間の関係で写真なしで文章のみで失礼します。 
ではまた^^皆さまどうぞ佳き日をお過ごしください。 



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つぶやきひとつ
友人の畑のニンジン。 
春になって、葉が伸びてきました。 
 
これ、一つの種で足が4本も。 
 
お店には絶対に並ばない姿だけど、 
これってよく考えたら一粒で4度おいしい状態かも。 
 
生産効率がいいのか?ハネ品としてうちに分けていただきますが 
こんなありがたいことはないです。 
プロフィール
てんねんや
てんねんや
地球にやさしい暮らしをと模索していたら、自給自足に行き着き、素人だから失敗だらけの百姓仕事の中で、自然の力や人には計り知れない大きなものがあるのを体感しました。地球の美しさに感動しつつ、子育て自分育てに七転び八起きしながら天然酵母のぱん屋を続け、気がつくと田舎暮らし15年目でした。田舎暮らしの中で自然や命、地球を讃える歌を授かり、風のピアニストmiyukiとのユニット「地球家族」の唄うたいとして、伊達、札幌、函館などでライブ活動もしています。 
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