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[2009.03.15]
■虚舟
 UFOは江戸時代くらいから、頻繁に確認されていたようで…徳川家康が出会った”肉人”もエイリアンではないか?という研究者も多い。特にその中で有名なのが、”虚舟”の話ではないでしょうか?江戸時代、今の茨城県大洗沖に現われたという伝説の舟「虚舟」。「南総里見八犬伝」や「椿説弓張月」等の作品で知られる滝沢馬琴が、文政8年(1825)、「兎園会」や「耽奇会」(いずれも、文人や物好きらが集まり、奇談を話す会)で語られた奇談や怪談を集めて発表した「兎園小説」の中の「虚舟の蛮女」にも収録され、広く知られるようになった…。 


 享和3年(1803)春、2月22日のこと。常陸国の”はらやどり”という浜の沖合いに、舟のようなものが見えた。村の漁民たちが多くの小舟を漕ぎ出して、それを捕まえると、浜辺まで引き寄せたらしい。 
 
 舟の形は、直径3間(約5.5メートル)ほどで、お香の入れ物のような丸い形をしており、上部はガラス張りで、繋ぎ目は松ヤニで塗り固められ、船底は鉄板を筋のように張ってあったという…。 
 
 
 これでは、ただ不思議な得体の知れない船が見つかった!という程度なんだけど、面白いのはここからで、中には眉と髪が赤く、顔は桃色、白くて長い付け髪を背中まで垂らした女性が一人乗っていたというのさ!彼女は何故か2尺(約60センチ)四方の箱を大事そうに抱えていて、船内には他に水が2升(約4リットル)ほど入った瓶、敷物が2枚、菓子のようなもの、肉を練ったような食物があったそうで…。 
 
 ただ、まったくもって言葉が通じないから、村人たちは彼女が何所から来たのかを訊く事も出来なかった。長老を含め、村人たちが集まって相談している様子を女はにこやかに見ていた…。長老は「女はたぶん蛮国(外国)の王女で、他の土地に嫁に行ったのだが、そこで浮気がバレてしまった!浮気相手の男は処刑されたが、王女である女を殺すわけにもいかず、虚舟に乗せて流し、生死を天に任せたのではないか?そうだとすると、女が抱えている箱の中身は浮気相手の首かも知れぬ。だから箱を離そうとしないのだ!」と結論付けた。どうして話がそこまで行くか?ってかなり突っ込み入れたいんですけどね。(笑) 
 結局、お上に届け出ると費用がかかり、後々面倒であるという判断と、過去にも海に突き流して処理した先例があるという理由で、村人は女を舟に乗せ、沖に流してしまったんだと…。 
 
 この話、更なる興味深い謎も残っていて、舟の中に、多くの南蛮文字が書かれていた!馬琴は、ヨーロッパの文字であり、女はヨーロッパの人間だと推測しているが、書物に残っている文字は、明らかにアルファベットとは違うもの!日本の象形文字はもちろん、この文字を使っている民族は、現在までの調査では見つかっていないのが現実で…。 
 
 そうなると、この文字の存在自体に信憑性がないか?女が地球人に良く似た宇宙人で、UFOに乗っていたのか?欧米人がたまたま見つけたUFOに乗っていたのか?といった、いくつかの可能性が浮上してはこないだろうか?因みに、馬琴とほぼ同時期に生きた国学者で、時代考証家の屋代弘賢が記した「弘賢随筆」にも「虚舟の蛮女」と同様の図が書かれているため、舟に何かしらの文字があった可能性が高い! 
 
 また、天保15年(1844)に出版された、梅乃舎主人著の随筆集「梅の塵」でも、この日の出来事が書かれており、それなりに話題を集めた事はまず、間違いない。ただ、もしこの女がエイリアンだとすると、何でテレパシーで会話出来なかったのか?少し疑問も残りますが、江戸時代は本当に怪談・奇談の宝庫ですわ。 
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タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
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