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[2009.03.01]
■天草四郎時貞
 九州の熊本県は、長崎等と同じで、隠れキリシタンが多い土地であったらしい…有名な島原の乱の精神的なシンボルであった”天草四郎時貞”を知らない方はまずいないでしょうが、彼には数々の不思議なエピソードが残されている。彼は本当に選ばれた神の子だったのでしょうか?大体、イエスキリストにしても、後に神の子とされる方は、志半ばで命を落とす事が多いようで…。 


 天草四郎が天草に現われる前、慶弔18年(1613)、上津浦にある南蛮寺のママコス神父がマカオに追放される前に、次のような予言を残したとされている。「今から25年後に、神の子天童が現われて、キリシタンの世を実現するであろう…」と。確かに25年目の寛永14年(1637)、この予言通りに四郎は現われたんだけど、それは一揆軍の四郎を担ぐための戦術、情報操作だったとも言われている…。ともあれ、苛政にあえぐ農民たちの間には”神の力を持つ少年”の奇跡が広まっていった…。 
 
 習わずして字を覚え、人々に諸経を講釈する。空飛ぶ鳩を呼び寄せ、手の上で蚕を生ませ、それを割いて中からキリシタンの経文を取り出してみたり、雀が竹にとまっているのを見ると、枝ごと折って難なく雀を捕ってみせる等、不思議な話ばかりが残っている…。”神の子の再来と噂された四郎はやがて一揆の総大将に押し立てられていく…。 
 
 天草四郎は本名を益田四郎時貞といい、元和7年(1621)、江部村(現宇土市旭町江部)に生まれたという説がある。父の益田甚兵衛はキリシタン大名、小西行長の元家臣で、一揆の中心人物であったらしい…。四郎の母は洗礼名をマルタといい、姉はレシイナ、他に妹もいたそうで…。9歳から学問を修め、14歳で肥後家中の武家で小姓奉公をした。長崎へも行き、唐人に仕えていたという話もある。そして、姉の嫁ぎ先である天草の大矢野島に滞在していた時、一揆が起こった!四郎は天草の住人ではなく、残念な事にたまたま滞在中に一揆が起こってそれに巻き込まれてしまった!勿論、父の甚兵衛が仲間と話合って四郎を大矢野島に伴ったという説もあるんだけどね。 
 当時の天草・島原地方は飢饉と重税に苦しみ、さらにキリシタン信者へは迫害が行なわれていた…大凶作でも年貢の取立ては容赦がなく、島原地域ではキリシタン信者は生きたまま海に投げ込まれたり、火あぶりの刑に処せられた…。寛永14年10月、ついに島原で農民が蜂起し、それに呼応して天草でも一揆が起こり、天草勢は島原半島に渡って、別の場所を攻めていた島原勢と合流する。 
 
 戦場での四郎は、歯にはお歯黒、髪は後ろで束ねて紐で結び、前髪をたらし、額に十字架を立て、白衣を着て手に御幣を持つ等、かなり呪術的な装束をしていた事が記録されている。また、戦中も人々に洗礼を施し、説教もしていたそうで…。 
 
 四郎という神の子がいたせいか、一揆軍の抵抗はすさまじく、およそ3ヶ月の籠城に耐え、幕府の老中・松平信綱が指揮する12万の大軍を相手に善戦する…。しかし、寛永15年2月28日、原城は陥落し、一揆軍は皆殺しという凄惨な結末を迎えたのは歴史が示す通りで…。 
 
 前年の10月、肥後10月、肥後細川藩士によって捕らえられていた四郎の母と姉は、討ち取られた四郎の首実検をさせられているが、その際母は、「神の子、天草四郎が人に首を取られるはずがない!天国に登ったか、南蛮かルソンに落ちのびたであろう…」と言い張った!でも28日早朝に討ち取った首を見て、ついに泣き崩れたとも言われている。確認された四郎の首は1万余りの首とともに、原城の大手門前に晒されたという…。 
 
 本渡市の天草切支丹館には、国指定重要文化財にもなっている血染めの「天草四郎陣中旗」や日本初の欧文活字印刷によるラテン語辞典等、貴重な文献も展示されている…。興味のある方、天草四郎の奇跡に触れたい方は、是非にどうでしょう…?私個人的には、神に選ばれた子!と思っていますよ!TVに出ている、私みたいな金髪の方が四郎の生まれ変わりかどうかまでは、解りかねますが…(笑)。 
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タリズマン・マスター
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1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
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