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[2016.11.01]
■八幡神
 九州・大分県の北部に位置する宇佐市。その宇佐にある宇佐八幡宮は、全国で2万4千社以上ある八幡神社の総本宮でありますが、実に不思議な神社と言われている。そもそも「八幡」という祭神の名前からして奇妙で、「ハチマン」と読むのが一般的ですけど、奈良時代までは「ヤハタ」と読まれていたらしい…。「ハチマン」の神様は元々「ヤハタ」の神様だった訳で…。 


 このヤハタの神は欽明天皇の時代(6世紀中頃)に宇佐に現れ、自らを「誉田天皇(応神天皇)広幡八幡麻呂」と名乗ったという…。そのため、宇佐八幡宮の祭神は応神天皇という事になっている。ところがその神の姿は、「体は一つだが、頭は8つもある鍛冶の翁で、彼に近づくものの大半は死んだ。その後、翁は金色の鷹と、金色の鳩に変身した」と記されている。まさに「異形の神」で、一体どこが応神天皇なんでしょうかね? 
 ヤハタの神は、積極的に広報活動も行っていたみたいで、奈良時代、東大寺で大仏が建立された時には、宇佐八幡宮の禰宜(神職)だという尼がやって来て、八幡神は大仏建造に協力し、陸奥から黄金が寄進されるという託宣(神のお告げ)があったと伝えている…。 
 
 この頃には八幡の神に「護国霊験威力神通大自在王菩薩」という号も与えられていますが、そもそも「菩薩」は仏教の信仰対象ですし…これをきっかけに、全国の寺で守護神として八幡社が勧請されるようになるのですが、結構奇妙な話ですよね…? 
 
 宇佐八幡宮で最も有名な事件と言えば、天皇の座を巡って神道と仏教が真正面から対決した「道鏡事件」で、道鏡は奈良時代の法相宗の僧侶なんですが、女帝である称徳天皇の側近として絶大な信頼を得ていた。その女帝が暴走し、道鏡を天皇にしようと考えた…。この時、「宇佐八幡の神が、道鏡を天皇にすれば国家は安泰になるだろうと告げた」という噂が流される。称徳天皇は早速確認のために使いを出す。それが和気清麻呂で…ところが和気清麻呂は、八幡神からこんな託宣を受ける。「古より天皇と臣下の別は明確である。臣をもって君に代える事は出来ない」明確なる八幡神からの拒否だった。 
 それにしてもさ…ここでも不思議なのは、都から遠く離れた九州の八幡神が、天皇継承権にまで口出し出来るほどの信頼と力を持っていたか?何故それほどまで、宇佐の八幡神は重視されていたか?逆に言えば宇佐には一体何があるのか? 
 
 その理由を、邪馬台国の卑弥呼に求める説がある!一説によれば、天皇家の祖神であるアマテラスは、邪馬台国の卑弥呼が神格化されたものだともいわれている。邪馬台国が何処にあったのか?は、諸説ありますが、未だに結論が出されていませんが、そのうちのひとつに「九州・宇佐説」というのもある。 
 
 それによれば、邪馬台国は現在の地で、卑弥呼の墓も宇佐八幡宮の境内にあるとも言われている。というよりも、宇佐八幡宮の本殿は、卑弥呼の墓の上に建てられているらしい…という説もある。出所は曖昧ですが、かつてそこから石棺が発見されたという噂もある。 
 
 そしてもうひとつ、宇佐八幡宮の祭神は八幡大神(応神天皇)と神功皇后、比売大神である…。その比売大神は「ヒメミコ=ヒミコ」なのではないか?というのですわ…。 
 もしも邪馬台国が大和朝廷のルーツだとしたら、卑弥呼は日本神話のアマテラスにあたる可能性もある。いや、だからこそ朝廷で大事が起こった時には、常に八幡神=卑弥呼の託宣が重視されたのかも知れませんね…? 
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タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
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