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[2016.09.15]
■嫁入り
 戦後から今も教会で結婚式を挙げる方が多いでしょうかね…?キリスト教式の結婚式に押されて来た神前結婚式ですが、ここ数年は若干増加の傾向にあるようで、「和」を見直し、回帰する若い人が多くなっているそうで…。特に結婚を惹きつけているのが「和装」だといわれている。普段は洋服を身に着けているでしょうから、人生の節目である結婚式は、日本の伝統衣装である白無垢を身にまといたいと思うんでしょうかね…? 


 ただ、処女性を表している西洋のウエディングドレスとは違って、白無垢は死の象徴なのはご存じでしょうか?日本では、死者には死装束として真っ白な着物を着せる習慣があります。白は神聖な色であって、あの世へ旅立つ時に身に着けるものと考えられていた。白無垢も同様な訳で…。 
 白無垢を着た花嫁は、生まれた家の娘としては、ここで死ぬのさ…。死者であるから、白い服を着るのね…。そして新しく嫁ぐ先の家の者として、生まれ変わらなくてはならない…白無垢は、死と再生とのシンボルでそのコラボレーションなのね…。 
 
 結婚式の当日、白無垢姿の花嫁は「死者」として様々な儀式を生家で行う。まず茶碗に盛られた飯を食べ、空になったその茶碗を割るんです。そして玄関先では藁火を焚いて、煙をまたぐ…。どちらも、日本の伝統的な葬儀で、出棺の時に行われる習慣とまったく同じなんですわ…。 
 
 死者の枕元に置かれ、箸が突き立てられた一膳飯は、出棺の時、霊柩車のクラクションに合わせて割られる。同時に、藁や和紙を燃やす。こうする事によって、この世で迷う事なく、あの世に旅立って行けるように…と願う。また浄化の力を持つ火によって、死の穢れを祓う意味も込められている…。北海道では、あまり見ない光景ですけど、本州等では色濃く残っている所もありますしね…。 
 
 葬儀そのままの過程を経て、いったん死んだ花嫁は、嫁ぎ先で新しい命として生まれ変わるのさ!これが、日本の女性の結婚の姿なのね…。 
 ただ結婚するのではなく、死と再生という過程を経る事で、婚家とより強く結びつけると考えられて来た。夫の家庭にうまくなじめるように、離縁しないようにと願う気持ちと、宗教的な意味合いが結び付いて行ったんでしょうね…。どこかの秘密結社のイニシエーションに似てますよね…。 
 
 白無垢とういう死に装束を着て、神前での結婚に臨む若い人々も、この生まれ変わりの儀式まで行ってみては?日本人の死生観を体感して、ある意味、魔術的な力も得れたりして…? 
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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