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[2015.06.15]
■赤間神宮
 有名な怪談「耳なし芳一」…。盲目の琵琶法師・芳一は「平家物語」の弾き語りを得意としていた。ある時から、彼は夜な夜な墓地まで出かけ「壇ノ浦」の段を演奏するようになる…。平家一門の亡霊たちが芳一を呼び寄せ、自らの悲劇を聞き哀れんでいたからで…。それに気が付いた阿弥陀寺の和尚は芳一を守るため、彼の全身に般若心経を書き、平家の亡霊と接触させないようにする…。 


 ただ、耳にだけ経文を書き忘れたために、怨霊は芳一の耳を引きちぎり去って行った…。 
 小泉八雲により有名になった「耳なし芳一」の話の概要ですよね?ある意味、芸術と異界の接触、それによる犠牲、大きな歴史のうねりまでを短い話中に凝縮した、珠玉の怪談ですよね…。 
 
 舞台となった山口県下関市阿弥陀寺町にあった阿弥陀寺は明治の神仏習合から「赤間神宮」と改称され、現在も下関の海沿いに佇んでいる。壇ノ浦の戦いで早い死を迎えた安徳天皇を主祭神としていて、平家一門を慰める「七盛塚」も建てられている。その斜め向かいのお堂に安置されているのは、戦後に寄進された芳一の木像…。この木像すでに両耳が無く、怨霊との一件があった後の更に琵琶の腕を上げた後の姿なんでしょうかね…。その造形があまりにも哀愁と悲壮感を漂わせているせいか、芳一像と怪異体験を結び付ける方も多い。”参拝後、体が重くなった””神宮前の道路はやたらに事故が多い(単に交通量が多いからでしょうけど)”等…。 
 元々ここは怨霊ともされた安徳天皇を祀り、平家の怨念を鎮めるための土地、これらの噂が上がるのも無理はないですよね…。まして、平家蟹なんかも展示されていて、本当に甲羅が武将が怒っている顔ですもん。更に広く立派な境内の中でも七盛塚と芳一堂は隅の薄暗い空間にあって陰気さを感じさせているんですわ…。 
 
 心霊スポットと揶揄されるのは平家一門も不本意でしょうけど、でも自分たちに関係のない歴史と切り捨てるよりは、その悲哀にシンクロして脅える感受性を持つほうがマシなのかもね…?下関に行かれる方は、フク食べる前に一度お参りを! 
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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