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[2015.01.01]
■盃
 あけましておめでとうございます。2015年が始まりました。本年も皆さんにとって、素晴らしい輝ける年になるよう祈っております。本年も、むしゃなび及び占いスペース タリズマンをよろしくお願い致します。お正月ですから、お酒を飲む機会も多いでしょうね。お酒を飲む器、「盃」…。盃は杯、猪口とも書きますよね…。 


 盃は本来、神祭りのハレの飲物である酒を飲むための専用の食器として機能する事から出来た物…。そもそも酒は神祭りのために醸造され、神前においてみんなで酌み交わすための神聖な飲物ですよね…。そして、神前で神様と共に酒を飲む儀式が、酒盛りのルーツであって、そこでの主役は酒と盃なんですわ。酒盛りのモルという言葉には、神様との関係と同時に、同じ飲食物をみんなで分かち合う(共同飲食)事によって、目に見えない結びつきを築く、絆を作る、または確認するという意味がある…。 
 神事においての酒盛りには厳格な作法あったようで、酒を注いだ盃が上座から下座へと順々に流れて行き、ひとまわりする事を「初献」という。本式にはこれが5献まで行われる。ちなみにこの時に1献ごとに見立てられる酒の肴のメニューの事を「献立」というのさ。このように1つの盃に酒を注いでみんなで飲みまわす事によって、神と人との結びつき結合が強化されると考えられ、それだけに非常に神聖な道具だったのですわ。 
 
 神と人とを結ぶ盃の呪力は、一般に人と人の魂を結び付けたり、逆に断絶させる機能として発揮される。これは盃が、異界のモノ=神に通じる能力を備えているから発生する力といえる。日本には昔から、酒を酌み交わし盃を褒め合って人間関係をスムーズにしたり、連帯感を強めるといった習慣がある。そのベースにあるのが魂の結合や約束事を誓い合う盃事の儀式だといえる。 
 代表的な盃事としては、結婚式における三三九度がありますよね…。今は二人の誓いの儀式として行われるだけですが、以前は婚姻における重要な儀式として、結納から結婚後の挨拶まわりまで、家同士や地域社会の結びつきに関する様々な場面で盃事が行われた。その他、仮の親子関係を結ぶ時にも行われますよね。任侠映画で出て来る盃は、この類でしょう。また、共同体の祭祀集団への加入等、特定の集団の構成員として規則に従い、連帯の意志を表す時にも行われますね…。 
 
 逆に、関係を断つ意味でも盃事が行われたりもしますよね…。葬式の出棺の際、永遠の別離のために酒を飲む(ワカレノオキミ)とか、盃を割ったりするのも魂の決別の意味でしょうから、いわば見えない結びつきの糸を切る機能なのではないでしょうか? 
 
 2015年、素敵な結びつきと素晴らしい絆と神様からの加護をいただくための盃を酌み交わしたいものです…。 
 
  
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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