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[2012.06.01]
■レイライン
 レイラインという言葉を知っているでしょうか?「霊ライン」?と考える方もいるでしょうか?ただ、笑えない事に、八百万の神々に守られた日本では、観念的な精神世界を結ぶ「霊ライン」説というのも確かにあるんですけどね…。「レイライン」とは、1921年にイギリス人のアマチュア考古学者アルフレッド・ワトキンスの著書「The Old Straight Track(古い直線路)」に書かれている言葉で…。 


 このアマチュア考古学者のワトキンスが、イギリス中部のヘレフォードシャー州に車で出掛けた際、丘の頂上から周囲を見渡すと、巨大石からなる遺跡同士が一直線につながっているように見える事に気がついた!そして「古代イギリスの巨大石遺跡群には直線的に並ぶよう建造されたものがある」という仮説をたて、その遺跡が一直線に連なっている事を確認した…。 
 
 巨大石遺跡群が造られた時代は当然、測量技術もGPSもない時代な訳で「どうやって直線を導き出したのか?」ワトキンスは不思議に思い、その直線に並ぶ遺跡群を”レイライン”と命名した。 
 このレイライン説は、発表当時、考古学学会からは懐疑的な目で見られた。確かにただ遺跡が直線に並んでいるだけで「それが何か?」と言われたら、それだけの事ですからね…。 
 
 でも謎の多い、巨大石遺跡の建造方法…遺跡群を直線に配置した方法…等、人知を超えた力で築き上げられたレイラインに人々は神々の力を感じ、その不思議な魅力に引き付けられ、次第に神秘性を見出されて世間の注目を集める事となる。 
 
 やがて、それが日本にも伝わって、遺跡や神社、パワースポットを直線で結ぶ「日本版レイライン」が数多く提唱されるようになって行く。もちろん、その多くは考古学に基いたものではないですけどね…。 
 
 そもそも日本で使われるレイラインは、「光の道」と訳され、「ご来光の道」や「太陽の道」を指している。ただね、それは日本人が英語の「L」と「R」の発音が苦手なのが原因で、レイラインは英語での表記は「Ley Line」。この「Ley」は、「牧草地」という意味であって、レイラインが「光の道」なのであれば「Ray」が正しく「Ray Line」とならなくてはいけなくないですかね?ワトキンスは牧草地の続く片田舎の丘で発見したから「R」ではなく「L」を用いてた。レイラインは元々、広大な世界の話ではなくて、目視出来るような狭い範囲の話なんですけどね…。 
 
 日本のレイライン「光の道」では、冬至の日に伊勢神宮内宮の鳥居と、宇治橋の一直線上に昇るご来光が有名ですよね?この瞬間を撮影するために、冬至には多くのアマチュアカメラマンがシャッターチャンスを狙いにやって来る。この冬至のご来光は、「古事記」に描かれた、「天岩屋戸」に由来する。 
 太陽神である天照大神が岩屋戸に隠れ、世界が暗黒に包まれる。そして、八百万の神々の協力により、天照大神が岩屋戸から引き出され、この世界に太陽が戻って来た。この話は弱まった太陽が冬至を境に再び勢いを取り戻すところから創作された話ですかね…?この話を元に、多くの神社が建てられ「光のライン」が結ばれる事となる。 
 
 これ以外に、日本のレイラインには観念的な精神世界を結ぶラインである「霊ライン」も存在している。その中で、一番神々の力を感じるラインが、茨城県の鹿島神宮と鳥取県の出雲大社を結ぶライン!このラインは、本州の同一緯度上の東西を結ぶ最長ラインでもあります。 
 
 古事記では、高天原に成りでたイザナギとイザナミが、「国生み」と「神生み」を命じられ、まずは地上界の海をかき回し、オノゴロ島を創った。そして、その島に降り立ち、天の御柱(男性器の象徴)と一緒に住むための新居を築き、多くの神々を生み出した。世界は、天上界の高天原と、地上界の葦原中国に世界は分かれていく…。その高天原に住む神を天つ神と呼び、葦原中国に住む神を国つ神と呼んだ…。 
 
 やがて大国主神が葦原中国の支配を終えると、高天原の天照大神は特使として武神の建御雷之男神を大国主神のもとへ遣わした。そして大国主神に葦原中国の支配権の譲渡を迫る。大国主神は出雲大社の創設を条件に葦原中国を譲り、出雲大社に籠もった。出雲大社の建つ出雲国は、神話の時代から生と死をつなぐ場所で、古事記では出雲国の揖屋は、黄泉の国への出入り口とされている。また特使として遣わされた建御雷之男神は雷を神格化した神であり、雷が鳴ると稲が実る(そのため雷を稲光と呼ぶ)ため、生命の誕生を示しているとされ、茨城県の鹿島神宮に祀られている。 
 
 古代の日本人は、東から昇った太陽が西に沈む事から、東は誕生を意味し、西は死を意味していた。また、東は神界を指し、西は人間界を指しているとも考えた。そこから鹿島神宮を東(高天原であり誕生を意味する)とし、出雲大社を西(葦原中国)であり死を意味する)と捉える事が出来るのではないでしょうか?その位置関係を見てみると、両社とも北緯35度に位置し、経度は鹿島神宮が東緯140度、出雲大社が東緯132度。そして、この2社を結ぶ中央の東緯136度に熱田神宮が建っている。もちろん熱田神宮も北緯35度ですしね。 
 この熱田神宮には、勾玉、鏡と共に三種の神器とされる「草薙の剣」が祀られている。この「草薙の剣」はオノゴロ島の天の御柱と同じ男性器を意味している。この両社の中央に位置する熱田神宮(愛知県)が、オノゴロ島となる…。 
 
 この熱田神宮は、天つ神と国つ神のパワーの中心で、最強のパワースポットの一つとされている。戦国時代、この熱田神宮のパワーを一身に受け、大成した戦国武将がいた!永禄3年(1560年)5月19日、織田信長は居城・清洲城からにわかに出撃!熱田神宮に後続の家臣団を集結させて戦勝祈願を行い、尾張に侵攻して来た今川義元を奇襲して、見事に勝利した!この戦いこそ有名な「桶狭間の合戦」ですよね? 
 
 日本のレイラインは、私的にかなりなパワースポットな訳で、皆さんも一度、レイラインを巡ってみてはいかがでしょう? 
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タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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