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[2007.02.01]
■毒(巫蠱)
10数年前にもヒ素や風邪薬を使った保険金殺人がマスコミを賑わしたが、毒を使った殺人が一番盛んだったのは中世のヨーロッパで、貴族や王族の間の毒殺 は日常茶飯事に行なわれていた…。そのために毒を察知するため銀の食器がよく使われるようになったらしい…。銀はある毒が入ると曇るのだそうだ。まさにこ の時代は現代でも通用する毒の研究はほぼ確立されており、ヒ素はもちろん鉛、水銀、青酸、毒ニンジン等の毒物を売る商売すら成り立っていた。 


 
超有名どころでは15世紀末のイタリアのボルジア家の”カンタレラ”という毒は皆さんも聞いた事があるのではないでしょうか?その当時のボルジア家 の当主チェザーレが造ったこの毒はかなり強烈でまして意のままに効果させる事が出来たという…。 
カンタレラはボルジア家の望みのままに、相手を1日で殺 すことも、1ヶ月で殺すことも、あるいは1年がかりで殺すことも出来たという…。カンタレラを飲まされた人間は急に体がだるくなり、鳥肌が立ち、目が落ち 窪み、髪の毛が白くなり、歯が抜け出す。そして、もう歩く事も出来ず、地面を這うようになり、呼吸が苦しくなって、ぜいぜい息を切らす。笑うことも眠るこ とも出来なくなって、昼間でもぶるぶる悪寒が走り、しばらく生死の境をさまよって死に至るという…。このカンタレラの毒はどうもプトマインという屍毒だっ たらしい…。 
古来のプトマインはもっぱらヒキガエルの肺から採取されていたが、ボルジア家のカンタレラは逆さにぶらさげて撲殺した豚の内臓に、亜砒酸を 加えたもので、これを腐らすか、もしくは液体にして精製したものだったという…。一説には本当は豚ではなく人間を使ったのだ!という説も多い…。その人間 の恨みまで毒に込めようとしたのだろうか…?19世紀の毒物学者のフランダンの意見によると”カンタレラ”とはイタリア語で「歌を歌わせる」つまり「強請 る(ゆする)」という意味であり、毒を飲ませて「金品を巻き上げる」というニュアンスが含まれているという…。恐ろしすぎて洒落になりませんわ…。 
 この時代は何もヨーロッパだけが毒殺全盛期だったのではなくお隣の国、中国でもかなりの毒殺や拷問がなされたのは歴史が示す通りだけど、秦漢以降の中国 西南少数民族等を中心に流行したと言われる毒、”巫蠱”(”ふこ”と読む)も紹介しておこう…。実際、巫蠱が毒として能力があったのか疑わしい面もある が、ある意味呪いとしては抜群の能力を発揮したらしい…?では、巫蠱とはどのようなものかというと、早い話が毒を持つ虫や動物等を使うのだが、よく使われ たのが、ムカデや毒蛇、ガマガエル、ウジムシ、トカゲ、シラミ、クモ等の昆虫類や爬虫類を色々集め、これらを1つの容器に入れ、お互いに食い殺させて、最 後に残った1匹からはとてつもなく強烈な毒が採取されたという…。その毒を殺害したい相手の食事に入れたらしいのだが、ある少数民族の女性は漢族の男性と 結婚し、相手の愛情をつなぎ止めるためこの毒を使ったともいわれている…。どういうことかというと、解毒を出来るのは作った本人、妻だけな訳で、自分しか 解毒出来ない毒を夫に盛り、夫が長い間留守にすると発病するように細工したという。当然、解毒出来るのは妻だけだから、夫が無事でいたければ妻の元に帰る しか方法がない訳で、実に巧妙な女性の知恵だったのかも知れない…?この毒は中央の政府でも、漢の武帝の次の皇位継承をめぐって巫蠱が用いられた記述があ る…。巫蠱のやり方には色々な説があるが、昆虫類や爬虫類だけでなく、魚やネコ、イヌ、羊、薬草、布(布って何か意味解りませんが…)まで用いたという が、現代に巫蠱が復活したら、女性じゃなく男性のほうが使っちゃったりして…。(笑) 
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
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この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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