気が付けばもう2012年も残りわずかですね…
さて、今回は久しぶりに建築の話題です。
ブログのタイトルが『よもやま建築の話』なのに、
あまり建築の話題が出せていないので(~_~;)
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写真は、私が大学で建築を学んでいた頃に課題で提出した模型です。
建築学演習という授業で、
課題として出された建物を設計するという授業でした。
住宅から始まり、美術館、学校など様々な課題を
生徒が自由な発想で設計するという授業だったのですが、
最後の課題として出されたのが、『建築以外の表現』という課題でした。
建築というのは、
都市計画から家具の設計まで関われるもののハバが広いので、
柔軟な発想を持ちなさいという趣旨の課題で、
つまり、なんでもありなんだなと思って私が提出したのがこの模型です。
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住宅がまっぷたつ!!
似たような建て売りの住宅が立ち並ぶ中に、
一軒だけこんな住宅があったら面白いんじゃないかという計画でした。
生徒間での前評判は良かったのですが、
先生方の講評会では酷評を受けました(+_+)
すごく悔しい思いをしたのですが、自分のプレゼンテーションの仕方もよくなかったと今では思っています。
建築をする上で、
人に自分の考えを伝えるという能力はとても大切なものです。
すごく良い設計をしたとしても、
それをお客様に認めてもらえなければ、
その建物は建ちません。
この模型は、自室のいつも目に入るところに置いてあるのですが、
見るたびに、伝えられなかったという悔しさと、
もっと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
Rika