■赤く染まったマレーシア
1月23日は「春節」でチャイニーズニューイヤーでした。 マレーシアでは人口の3割を華人が占めているそうですが、首都クアラルンプールは華人が多いので、この時期は赤い色に染まります。(ちなみに人口の6割をマレー系、3割を華人系、1割をインド系)
なぜ赤いのか・・・
中国人の大半を占める漢民族は、古来から赤を民族の象徴の色としてきたそうです。
そのため、祝祭、慶賀や祝事の場面で呪術的な意味を込めて赤い色が使われました。
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ショッピングモールは赤い飾りでいっぱいです。
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あちこちで赤い飾りが売られています。
恭喜發財(Gong Xi Fa Cai)この言葉が書かれたものがあちこちに貼られています。
「コンシーファーチャイ」と読みます。
商店のスピーカーからは「コンシファーチャイ」を連発する「コンシーファーチャイソング」が鳴り響いてます。
意味は「お金持ちになりますように」らしい。
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この時期、みかんの木が沢山売られたり、飾られたりしています。
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この赤い箱はみかんです。
なぜ「みかん」なのか・・・
日本でも正月にコタツに入ってみかんを・・と言うのとは違います。
柑橘の「橘」と「吉」が同音なのだそうで、いわば縁起物としてこの習慣ができたそうです。
一方で、黄金色の果実を金貨に見たて、財をなすことを祈る意味もあるようです。
それだけではなく、これに赤いお年玉袋をいっぱい貼り付けます。
銀行に行く用事があったのですが、銀行でいただいたものがあります。
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やはり、赤い箱です。
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中身はこれまた赤い包みのみかん。
中国人は赤だけが好きなのではなく、黄色も好きなんです。
風水学的に縁起のいい色(金運など)だからだそうです。
だから中国人は「くまのプーさん」が大好きだとか・・
プーさんは黄色と赤い色ですからね。
「セントラルマーケット」に買い物に行きましたが、そこににぎやかな太鼓や銅鑼(どら)と共にやってきたのは・・・
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「獅子舞」です。
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やはり着ぐるみが苦手な私・・近くに寄ってこられたので逃げました(汗
22日にマレーシアを発ったので、正月にはいなかったのですが、23日は爆竹やら花火やらにぎやかなマレーシアだったと思います。
日本のお正月とは違いますね。
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