■8ヶ月ぶりのゴルフ
昨年の夏の終りに東京に戻ってから、10月に1度だけ友人達とゴルフをした。 それが最後で、今回のゴルフまで8ヶ月もしていない。
そこで今回のゴルフを企画してくれた不動産屋のKさんには、私から一緒にプレイしたい、あまり上手ではないはずのメンバーを指定させてもらった。
そのメンバーというのは、「奥さんが歌が上手で有名」な内装屋のKさん、「仕事キッチリ」の大工のKさんである。
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企画をしたKさんは以前は私も対等にプレイ出来たのだが、その後、彼は努力をし、私は年で衰えたので勝負にならなくなった。
でも、あとの2人のKさんにはまだ負けないという自信があった。
ところがである。ハーフでは一番実力が落ちると思われた内装屋のKさんが、41というスコアだった。
私がそれに続き、42だった。
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みんなもかなり調子良く、後半もそれが続いた。
橋本(42・40)、不動産屋(43・39)、大工(44・41)、内装屋(41・47)であった。
風呂に入ってから町に出て、「すみや」に落ち着く。
みんなのゴルフが良かったので、ゴルフの話をしてもみんな機嫌が良い。
普通は誰か調子の悪かった者を肴にして、宴席は盛り上がるのだが、肴にされた者はいい気持ちはしない。
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話は延々と続き、伊達市の成り立ちから歴史へと続く。
そしてまたゴルフの話題に戻って、みんなで喜ぶ。
結論としては、「ゴルフは一緒にプレイする人によって、スコアが変る。今回のメンバーは最高だ」で、締め括りとなった。
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(おまけの話)
ゴルフ場で昼飯を食べていたら、新任の支配人が席にやって来た。そしてビックリするようなことを言った。
『先日、ゴルフ場に現れた男性が、1人でプレイさせてくれと言うので、それは出来ない。その代りに、自分がお付き合いをしますということになった。
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そして、それから話が弾み、彼は東京の勝どきの焼き鳥屋の社長であると分かった。
そこで夏の間の3~4ヶ月をコテージで過ごしている橋本さんのことを話したら、紹介して欲しいと言って、名刺を置いて帰った。戻ったら、一度お店に行ってみてくれ』。
へー、『世の中というのは、結構狭いもんだなー。』
帰ったら女房と一緒に、その店に行ってみよう。