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[2019.09.25]
■見てはいけないもの
(2015年9月30日) 
 
シルバーウィークの最後の日の夜に、家族と一緒に銀座に食事に行った。女房達は「運動のために歩いて行こう」と言う。 
私はいつも歩いているので、あまり乗り気じゃないが逆らえない。 
 
隅田川の柵に乗る野鳩。 前方に見えるのは「勝鬨橋」。 
 


家から5〜6分ほどで隅田川テラスに出る。 
夕日が東京タワーに落ちる様子を眺めながら歩く。 
 
ランニングをしている人、犬の散歩をさせている人など、長閑な休日の夕方である。カメラマンが夕日を撮るために3組も来ていた。 
 
隅田川テラスはドラマの撮影や、雑誌のモデルの撮影がよく行われている。 
 
 
途中の時計台の前の大きな植木鉢と植木鉢の間に、隅田川に背を向けて正座して屈み込んでいる女性がいた。 どこか具合でも悪いのかと思い、覗いてみて驚いた。 
 
世の中には「見てはいけないものを見た」ということがたまに起きることがある。今回がそれだった。 
 
植木鉢と植木鉢の間にあった空間は、翌日には長細い植木鉢で塞がれていた。 
 
 
老女が正座して屈んでいる前には、紙に書かれた戒名のような文字が見える。その横にはお線香が炊かれている。 
 
彼女は平たい皿に盛られた灰のようなものを箸で混ぜている。 
この想定外の、場違いな状況をボケ気味の私の頭ではすぐには理解できなかった。 
 
シルバーウィークに遊び半分で彫った木製の地蔵尊。 
胡桃の殻の中に収めるために、小さく彫るのに苦労した。 
 
 
その場所から少し離れてから、私は女房に聞いた。 
「あれは何だろう?」。女房は察しが良い。 そして言った。 
「あれは死んだ亭主の遺骨を、密かに隅田川に散骨しようとしているのよ」。それを聞いて私は納得した。 
 
 
銀座の裏通りで売られていた「マトリョーシカ」。 
専門店なのには驚いた。誰が買うのか? 
 
 
その時に制服の警備員が2人、そこに通り掛かった。 
そして彼女を覗き込んだが、ギョッとした顔をして通り過ぎて行った。 
あまりの予想外のことに驚いて、警備員もなす術を見失ってしまったのだろう。 
 
S不動産会社の主催する写真展を見た。 
次回は私も応募するかもしれない。 
 
 
翌日になり、私はウォーキングで同じ場所を通った。 
そうしたら、その場所は他から長細い植木鉢を移動して来て、隙間が塞がれていた。あのお婆さんは誰の骨を散骨したのだろうか? 
 
でも、勝手に隅田川に散骨することは許されないはずだが・・・・。 
でもその後、あれはペットの遺骨だったかもしれないと思い直した。 
 
キャリーバッグを引っ張って銀座を歩く、迷惑な中国人観光客。 
最近はこのような中国人が多く、銀座の高級イメージは台無しだ。 
 
 
(おまけの話) 
ウォーキングで銀座までは3500歩で行ける。 
ニュースで見た中銀マンションを見に行った。 
正式名は「中銀カプセル・タワービル」といい、1972年の竣工である。 
 
中銀カプセル・タワービルの隣のビルの窓掃除。 
会社名は「日本救命具?」だったのが、なぜか可笑しい。 
 
 
設計者は建築界の鬼才である「黒川紀章」で、奥様は女優の若尾文子である。私は若い頃は若尾文子が大好きであった。  
 
みんなが好きだった吉永小百合は私はあまり好みではなかった。  
どうでも良い話となってしまったが・・・・。 
 
もう古くなり過ぎて、給湯が壊れていて直せない。 
「夏暑く、冬寒い」という住み難いビルのようだ。 
 
 
このビルを取り壊して新しくビルを建て直すか、或いは保存するかで今までも揉めていたようだが、どうやら正式に取り壊しが決定したらしい。 
 
黒川紀章は「建物は長く使うべきで、そのために建物も部品の組み合わせにすれば、悪くなった部屋を取り替えれば良い」と言った。  
しかし、このビルは最後まで部屋を部品のように取り替えることは無かった。 
 
近くで自転車で行く「そば屋の出前」を見た。 
最近は三輪バイクが主流で、お盆を肩に乗せて自転車を漕げる男はいないと思った。 
 
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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