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[2019.08.17]
■変な人 
 
雑誌を読んでいたら「変な人」というエッセイに出くわした。 
エッセイの内容はここでは書かないが、「変な人」の定義は難しい。 
 
私から見て「変な人」は本当に変な人だろうか? 
もしかして私が変な人なら、アチラは変な人ではなくなるからだ。 
 
深川の地ビール。 


変な人は世の中に多くいる。 
日頃の私の町歩きでも、かなりの頻度で出会うことがある。 
 
ブツブツ言いながら歩いているオヤジ、歌を歌いながら歩いているオヤジ、どうでもいいようなことに文句を付けているオヤジ。 
どうも変な人にはオヤジが多い。 
 
みんなでヨガ(東京ミッドタウン) 
 
 
私は変な人か? 
女房に言わせると、「あなたは変な人よ」と言う。 
「どこが変?」と聞くと、「一言では言えない」と言う。 
「他の人と違うから変」と言うが、「変なのは別に悪いことではない」とも言う。 
 
「おかめ」と「ひょっとこ」  キリン(日本橋) 
 
 
そうなると、私は何がなんだか分からなくなる。 
褒められているのか、ケナされているのか分からないのである。 
 
いつの頃からか、「個性的」が誉め言葉になった。 
個性的とは他人と違うことだから、言いかえれば「変な人」ではないのか? 
 
チンドン屋(人形町) 
 
 
私の周りを見渡すと、一定の法則がある。 
現役の時にサラリーマンだった人には、引退後も常識的で変な人は少ないようだ。 
 
一方で経営者であった人は、変な人が多いように感じる。 
変であるくらいでないと、経営者は務まらないのかもしれない。 
 
ド派手なハーレー・ダビットソン。 
 
 
一番、変な人の代表は芸術家ではないだろうか? 
常識的な精神では、みんなを感動させるような素晴らしい芸術は生まれない。 
 
政治家も変である。スポーツ選手も変である。芸能人も変である。 
大学教授も変だ。新聞記者も変だ。 
こうして見ると、世の中は変な人だらけであると分る。 
 
そうなると、変な人達がこの世界を取り仕切っているのが分かるが、それは変ではないのか? 
 
お留守番。 
 
 
そのエッセイストの結論は「変な人は苦労する。差別を受けることもある。マイナーであることは他者を落ち着かない気分にさせるのだろう」 
 
「しかしある程度、時間が経ち、当人が社会との折り合いをギリギリ保っていければ、いつの日か変であることが価値になる日がやって来る」と書いている。正に名言である。 
 
「指圧の心は母心、押せば命の泉沸く」(文京区) 
(懐かしの浪越先生)。 
 
 
(おまけの話) 
今までの人生で一番変な人に会った時の話である。 
3年前の冬に、ベトナム人実習生の働く新潟県を訪問した帰り道のことである。 
 
十日町駅に着いたら、電車の到着までにしばらく時間があることが分かった。ホームは寒いので電車を待つ為に待合室に入たら、私は驚愕の事態に遭遇したのである。 
そこになんと「セーラー服おじさん」がいたのだ。 
 
十日町駅前アーケードの下を歩いていたら、上から雪の塊が落ちて来た。 
 
 
私は以前に都内で2回も、このセーラー服おじさんを見掛けている。 
そこで知り合いでもないのに、思わず「こんにちは。寒いのになぜこんなところまで来ているんですか?」と聞いた。 
 
セーラー服おじさんは「雪の中でローカル線に乗りに来ました。あなたは何しに?」と聞くので、「豪雪地帯の雪の写真を撮りに来ました」と言ったら、「撮った写真を見せて下さい」ということになり、カメラにあった写真を見せた。 
 
セーラー服おじさんと記念撮影。おじさんのポーズは気持ち悪い。 
 
 
セーラー服おじさんは「素晴らしい写真ですねー」と言っていたが、話をした限りでは普通の人だった。 
 
私は「そんな格好で風邪を引かないようにね」と言ったら、「やせ我慢です」と答えた。 
そして、私は電車に乗るために別れたが、奇妙な気持ちは今でもズーと続いている。これほど変な人には滅多に会えない。 
 
十日町駅でも除雪車が雪と戦っていた。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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