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[2019.04.04]
■東京に来た元実習生 
3月のある日のことである。 
パソコンを開いたら、懐かしい人からメールが届いていた。 
その人はベトナム人で、15年以上も前に私の会社で実習生として働いていたXさんだった。 
彼は現在はホーチミン市郊外で、油圧装置の製造をする会社の社長となっている。 
 
日曜日の新宿駅は大混雑。 


メールには次のように書かれていた。 
「橋本社長。 突然メール、失礼します。元研修生ベトナムのXです。社長はお元気ですか?私は2ヵ月来日立ち、4月5日に帰国します。20〜21日に金毘羅さんに観光行きます。」 
 
「24日ゆうがた31日昼間に社長とお会いたいですけど。新宿回りでコーヒー喫茶店に、お会いしてくださいませんか?私は日本携帯使えませんから、メールだけです。すみません。」 
 
カウンターで天ぷらを食べる(船橋屋) 
 
 
ベトナム人の文章に慣れている私には、内容は良く分かった。 
「2ヵ月来日立ち」というのは「来日して2ヵ月経ち」で、「新宿回り」は「新宿辺り」である。 
早速、メール返信をして、31日にJR新宿駅で待ち合わせた。 
Xさんとは3年前にホーチミン市で会ったので、3年ぶりの再会である。 
 
新宿御苑は大混雑で入苑出来なかった。 
 
 
3年前に会った時はXさんは工場と自宅兼用の建物を建設中で、彼から頼まれて入口にザボンの木を記念植樹した。 
「この木が実を付ける頃にまた来て下さい」と言った言葉が思い出された。 
 
その木がどうなったのかが気になっていたので、新宿駅で会ってお昼ご飯を予定している天ぷら屋に向かう道すがら聞いてみた。 
 
ゲイが集まることで有名な新宿2丁目の飲食街。 
今回の来日で、Xさんはなんと20数万円のNIKONのカメラを買った。 
 
 
私は「あの記念植樹をしたザボンの木はどうなったか?、もう実を付けたか?」と聞いてみた。 
Xさんは「あの木は枯れてしまいました。その理由は会社の前の道路をコンクリートにしたら、雨水が流れ込んで排水が出来ず、根腐れを起こしました」と言っていた。 
そして、「次に来た時に、もう一度、記念植樹をして下さい」とも言っていた。 
 
新宿・花園神社では骨董市が開かれていた。 
 
 
食後に桜が満開の新宿御苑に向かった。 
御苑が近付いたら、大勢の人達の行列が出来ている。 
とても入口にたどり着けないので、入苑は諦めた。 
 
そこでゲイの街である新宿二丁目を通り抜け花園神社に行って骨董市を見て、ゴールデン街を見てから歌舞伎町に行った。ディープな新宿を案内したら、「こんな東京もあるのー?」と驚いていた。 
 
最近は世界的に有名になった「新宿ゴールデン街」。 
 
 
歌舞伎町でカフェに入り、ベトナムの現状を聞いてみた。 
「工場を建てた土地は3倍になった」、「従業員が集まらない」、「ベトナムでも3K仕事は嫌われている」、「稼ぎたい人はみんな外国へ働きに行く」、「田舎の長男は農業を継がず農地を売ってしまい、そこに工業団地が出来て、そこで働いている」などと、何10年か前に日本で起きたことがいまベトナムで起きている。 
 
まだ41歳のXさんには、「まだまだチャンスがあるよ」と伝えて別れたのである。 
 
TOHOシネマの屋上のゴジラは定期的に口から青い火を噴く。 
 
 
(おまけの話) 
ホーチミン市のベトナム人の日本語教師(Hさん)から、久しぶりにメールが届いた。(抜粋) 
 
「実は、3月の26日に会社を辞めます。これから家族と一緒に仕事をします。会社を辞めてから、このメールのアドレス使えないと思いますから、このアドレス「XXX@gmail.com」に送ってもらいます。先生の写真を何回見ても変わりませんよ。若くて、すごく元気な先生です。」 
 
カオダイ教の総本山の建物。 
 
 
Hさんはかなり前に実習生として日本に3年間滞在し、その後、日本語学校の先生になった。私が6年前にホーチミン市に3ヵ月、滞在した時はよく一緒に出掛けたものである。 
 
ある時、Hさんと2人でタイニン省ロンタンに学校の車で観光に行った。 
そこはカオダイ教の総本山がある場所で、中に入って驚いた。 
もの凄くケバケバしい建物だった。 
 
中に入って眩暈がした。オドロオドロシイ装飾で包まれている。 
 
 
カオダイ教とは1919年、ゴ・ミン・チェンによって創設された、五教(儒教、道教、仏教、キリスト教、イスラム教)の教えを土台にしたベトナムの新興宗教である。 
 
教義は古来からの精霊崇拝の要素も見られが孔子、老子、釈迦、観音菩薩、キリスト、ムハンマド、李白、西遊記に登場する太上老君、ソクラテス、トルストイ、ヴィクトル・ユーゴーなどを聖人や使徒と仰ぐ。 
 
偉人なら誰でも仰ぐ変な宗教だった。 
もしかしたら、Hさんは私には言わなかったが、カオダイ教の信者なのかもしれない。 
 
大蛇の上に立つ偉人達。(信者は300万人以上もいると聞く) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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