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[2019.03.13]
■雨の日のバイク【6】(SONG NHAT HOTEL から)
(2013.7.24) 
 
 
この町での移動手段はバイクであるから、天候に関係無くバイクに乗る。雨が降っても、みんなバイクに乗っている。 
圧倒的に多いのが、「ホンダ」である。 
なにしろバイクの修理屋のことを「HONDA」と言っているくらいだ。 
 
雨の中を合羽を着て走る。 


バイクは普通の人の年収の半分に近い金額なのに、どうやって買うのか不思議である。 
地元民の話では、「お金が足りない時は、親戚、兄弟からもらう」という。「借りる」のではないようだ。 
 
雨合羽で疾走する。 
 
 
「お金のある人が無い人にあげる」のは当然のようで、でも、その場合でも親族に限る。日本に実習生として働きに行った女性が、親の為に家を建てるという話をよく聞く。 
両親が亡くなると、その家はお金を出した人ではなく長男が引き継ぐ。 
日本から来た私には、なんだか釈然としない。 
 
雨の日のバイクは非常に危険だ。 
 
 
バイクの話に戻る。 
今は雨季なので、1日1回は雨が降る。 
南国の雨なので日本の梅雨のようなシトシト雨ではなく、豪雨となる。 
 
でも30分も待てば、雨は止む。 
時間に余裕のある人は、軒先で雨の上がるのを待つ。 
多くの人は雨合羽を着てバイクで走って行く。 
 
頭が2つ出る高級品。 
 
 
普段でもバイクで道が混乱しているのだから、雨が降った時は更に混乱する。雨合羽は厚手のビニールで出来ている。 
3メートルほどの長いビニール製の布の真ん中くらいに頭を出す穴が開いていて、それを頭から被って穴から顔を出す。 
ポンチョのようなものである。 
 
雨合羽の横側は何も無いので、横から雨が入ってしまう。 
 
 
2人乗りの場合は、運転手の後ろ側の布を後部座席の人が頭から被る。 
少し値段が張るが、頭が2つ出る2人用の雨合羽も売っている。 
 
 
 
雨カッパは常に座席の下に収納してあり、雨が降ればいつでも出せる。 
不思議なことに歩行者でも、傘をささずに雨合羽を着て歩いている。 
この国では雨傘は売れないと分かった。 
 
現在は地下鉄の計画も進んでいるようなので、10年も経てば、この町からバイクや雨合羽が消えてしまうかもしれない。  
 
急に雨が降ると、露天で雨合羽を売り出す。 
 
 
(おまけの話) 
M副校長に昼食を誘われた。 
出掛ける時から雲行きが怪しかった。 
 
彼女の運転するバイクで少し走ったら、ポツポツと雨が降って来た。 
彼女は歩道にバイクを停めると、座席の下から雨合羽を取り出した。 
そしてそれを被りバイクに乗り、私にその合羽の後ろ側を被るように言った。 
 
ずぶ濡れでホテルに戻った。 これでバイクに跨る。 
 
 
その通りに被ったら、彼女の背中しか見えないので、走り出すと怖い。 
その内に雨は激しさを増して来て、彼女はまた停まった。 
「雨宿りかな?」と思ったら、道端の露店で雨合羽を買っているのが隙間から見えた。 
 
そしてそれを私に渡して、着るように言ったのである。 
今度はそれぞれが雨合羽を着ているので、前より大分良い。 
前が見えるだけ安心だ。 
 
色とりどりの雨カッパがある。 
 
 
レストランで食事をした後も、まだ雨が降っていた。 
そうなるとこの雨合羽はあまり役立たず、ホテルに戻った時は全身がずぶ濡れで、シャワーを浴びて昼寝をしたら風邪をひいてしまった。 
 
大荷物で合羽を着て、バイクが行く。 
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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