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[2018.10.06]
■台湾紀行(6)・・・・台南
この日もまた午前4時30分に目が覚めてしまった。 
寝るのが午後11時頃なので、5時間半の睡眠があればジジイには十分である。 
 
今日は古さんと頼子文さんと3人で台南に行くので、彼が午前8時30分に迎えに来る。朝食を食べて、NHK国際放送を見る。 
ローカル放送で台南の天気予報も見る。 
 
八田興一は道路名にもなっている。八田興一の家族の住んだ家(再現) 


古さんは歌が好きなようだ。車の中で音楽のCDをかける。 
坂本九の「上を向いて歩こう」が流れた。 
古さんが私に聞いた。「この曲はアメリカで(スキヤキ)というタイトルでヒットしたが、台湾でのタイトルは何だと思う」。 
私は全く想像がつかない。 
そして教えてくれたタイトルにビックリ。なんとそれは「ウーロン茶」だった。 
 
「烏山頭ダム」(通称・八田ダム) 
 
 
台中から2時間の台南の町の手前で高速道路を降りて、八田ダムに向かう。八田興一を知らない台湾の人はいない。 
いたら外国人か、よそ者である。 
 
彼は台南の干ばつと洪水に悩まされ続けて来た貧しい農民の為に、日本政府の技師として10年間をダムと水路の建設に熱心に取り組み、台南を台湾一の穀倉地帯に変えた男である。 
ダムのあるところは公園になっていて、八田興一の銅像が建てられている。 
 
八田興一の銅像。彼はいつもこの格好で考え事をしていたそうだ。 
切られた首の修復跡は、望遠レンズで見ると良く分かる(現在は立入禁止で近くに寄れない) 
 
 
この銅像は蒋介石が台湾にやって来た時に、反日の蒋介石軍に壊されるのを避けるために農民が秘かにどこかに隠していた。 
そして民主化が進んだ頃に、ここにもう一度、建てたのである。ところが昨年の4月に反日の男により、八田興一の首が切り落されてしまった。 
 
農民はすぐに修復したが、それに呼応するように台北で蒋介石の銅像の首が切り落された。 
これには政府も動かざるを得ず、国民に冷静になるように訴えて、この騒動は収まったのである。 
 
「菱」の水田で収穫をする農民  
私は菱を知らなかったが、家に戻って女房に話したら「日本料理に使うわよ」と言われてしまった。 
皆さんは「菱の実」を見たり、食べたりしたことがありますか? 
台湾では菱の実を茹でて、ビールのツマミにすることが多いそうです。 
私は食べてみたが、あまり好きじゃない。 
 
 
台南の町に入り、昼ご飯を食べてから古い日本時代の建物を見る。 
ここにはあまりに多くの日本の建物があるので、時間がいくらあっても足りない。そこで先ずは有名なハヤシ百貨店に行く。 
 
今はお土産屋になっているが、エレベーターも昔の面影を残している。 
圧巻は屋上に神社があることである。今は社は無くなっているが変な鳥居らしきものがあり、どうやら観光用のような気がする。 
 
旧ハヤシ百貨店。         屋上には神社らしきものがある。 
 
 
次に国立台湾文学館の館内の見学をする。 
ここは旧台南州庁舎である。古さんは入口で館長の寥さんに面会を求めた。 
しばらくして出て来た寥さんは古さんとは初対面で、なにか話していたが、「今日は会議があり案内出来ない」とのことのようだった。 
私は特に案内は希望していないので、ツーショット写真を撮って別れる。 
 
国立台湾文学館(昔は台南州庁舎) 
 
 
案内役の古さんと頼さんは台湾の建物も見て欲しいらしく、次に奇美博物館に案内された。 
この博物館は事業で成功した許文龍という人が個人で建てたもので、特に世界のバイオリンの名器が25本も蒐集されている。2人は台湾の自慢もしたいのだろうが、その気持ちは分かる。 
 
他にも色々な物が展示されていたが、日本の博物館を見慣れた私には悪いが驚きは無かった。 
暗くなって来たので台中に戻り、その夜の夕食はイタリアンだった。 
これは美味しかった。 
 
台南が誇る奇美博物館。 
 
 
(おまけの話) 
台湾では色々な物を食べたし、屋台のような店から高級店まで行った。 
みんなグルメの古さんの選択である。「中華料理は日本の方が美味しい」は私の意見だ。 
 
日本に何度も来ている古さん、頼さんは、「日本で食べる中華料理は美味しくない」と言う。 
どうやら台湾人が好む香料があるようで、それが私には少し好きになれない理由である。 
 
台湾土地銀行(旧日本勧業銀行) 
 
 
高級店での注文方法は日本と同じだ。 
でも庶民的な店での注文方法が面白い。 
席に着くとメニューを渡される。これは普通で、世界共通だ。しかし同時に赤鉛筆を渡される。 
このメニューはビニールでパウチされている。 
 
そして料理の横に線が引いてあり、注文数を書くようになっている。 
お客は好みの料理の線の上に、1とか2という数を赤鉛筆で書き込む。 
それを店の人に渡すのである。最初はそれが分からず、戸惑った。 
 
メニューの横に注文数を赤鉛筆で書く。 庶民的な店で食べた昼食。(400円くらい)これなら間違いも無いし、消せば何回も使える。 
 
 
もっと安い屋台に毛の生えたような店では、入り口に調理場がある。 
その横に会計係のオバサンが座っている。 
壁に張り出されたメニューから、自分の食べたいものを選んでオバサンにお金を渡す。そしてそのまま待つ。 
料理が出来上がると、自分で料理を席まで運んで食べる。 
 
日本から団体観光旅行に行くと高級店しか行かないので、この方式を知らないだろうと思う。 
台湾に個人旅行に行く際の参考になれば・・・・、 
 
修復された日本時代の建物は美しい。 
 
(天候・・・晴れ  気温・・・29度) 
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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