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[2018.09.25]
■出世の石段祭
東京には色々なお祭りがある。 
江戸時代から続く有名なお祭りは2年に一度の5月に神田明神で行われる「神田祭」、6月に日枝神社で行なわれる「山王祭」、そして3年に一度の8月に富岡八幡宮で行われる「深川八幡祭」となっている。 
 
下から石段を見上げる。        上から石段を見下ろす。 


しかし人によっては5月に浅草神社で行われる「三社祭だろうがー!」と異議申し立てをする祭り好きの人もいる。 
私はこの4つのお祭りを見ているが、近所ということもあり贔屓目で「深川八幡祭」が一番勇壮で、絵になる祭りだと思っている。 
 
石段を登ると本殿がある。赤門の横に「将軍梅」の老木が残されている。 
 
 
ところがあまりメジャーではないが、港区のある愛宕神社の「出世の石段祭」が凄い。このお祭りは2年に一度開催されるのだが、私はまだ見たことが無かった。 
1回目のチャンスの時は、気が付いた時には既に祭りは終っていた。 
2回目の時は現地まで行ったが、雨の為に中止となった。 
 
神輿が2基、町内を巡行していた。 
 
 
このお祭りの見どころは、「出世の階段」という急勾配の石段をお神輿を担いで登るのである。私は自分の足で登ったことがあるが、手摺を使わないと怖くて歩けない。 
 
「出世の石段」の故事によれば、将軍が愛宕神社に咲く梅の花を石段下から見て、「誰か取って来い」と命じたが誰も行かなかったが、曲垣平九郎という男が馬で登って梅の花を取って来た。その勇気で大出世をしたという話から「出世の石段」と名付けられたという話である。 
 
神輿は思っていたより小さかった。 
 
 
愛宕神社の「出世の石段祭」は9月22日から24日の3日間、行われる。2回も見逃しているので、23日の本番前の22日に下見に行った。お昼頃に行ったのだが、お祭りの雰囲気が無い。 
明日の石段登りは大丈夫かと心配になる。 
23日は午後7時から石段登りが始まるので、1時間前に現地に着いた。 
 
大鳥居をくぐると、出世の石段がある。 
 
 
丁度、その時に2基の神輿が町内を巡航中だったので、すぐに撮影した。撮影後、石段を登ってみた。傾斜角度は40度、段数は86段である。 
私は途中で1回、お休みした。下を見ると怖い。転んだら、途中で止まらないので死ぬだろう。 
頂上まで行って写真を撮り、また下ったが、下りの方が怖い。 
 
若い女性が拍子木を打つ。 
 
 
午後6時40分頃になり、町内を巡行していた神輿が神社の山門に戻って来た。若い衆が台の上に乗り、拍子木を叩いて安全を祈願する。 
鳥居の横に準備されていた和太鼓が激しいリズムを刻む。 
刻々と石段登りの時間が近づき、周りの雰囲気が盛り上がる。 
 
女性の神主がへばる!       提灯が石段下に勢揃いして、いよい よスタート。  
 
 
(おまけの話) 
まず最初に男女の神主が2人で石段を登る。 
女性の神主は途中でへばり、しゃがみ込んでしまう。 
2人の神主が頂上に登ると、また拍子木が打たれ、いよいよ神輿が登るようだ。 
担ぎ手が景気を付けて、掛け声をかけ神輿が練りながら石段の下で待機する。 
 
神輿の後ろの担ぎ手が、神輿を持ち上げて水平にする。 
 
 
最初に長い竿の先に提灯を付けた先導役が石段を登る。 
続いてい一番神輿が登り出す。かなりの傾斜があるので、後ろの担ぎ手は神輿を上に持ち上げる。 
そして神輿が水平になるようにして、静かに石段を登って行く。 
危険なので、絶対に練らない。86段の石段を5分くらいで登る。 
 
もう少しで頂上だが担ぎ手も相当にへばっていると思う。 
 
 
2基目の神輿も同じようにして、登って行く。自分で歩いて登った石段なので、危険は良く分かっている。 
神輿の担ぎ手は慣れなのか、割合に平気な顔をして担いでいる。 
これが江戸の男の意地なのか?女性もいるのは驚きだ。 
2基の神輿が石段を登り終わるのに、15分くらいかかった。 
 
頂上に着いた神輿は、これから神事が行われるようだが、もう私にはもう一度、石段を登る元気は残っていないので、そのまま家に帰ったのである。冥途の土産に、良いものを見せてもらった。 
 
神輿が頂上に到着すると、観衆から万雷の拍手が起きる。 
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▼コメント(1)
名前:シンジ  2018.09.26 08:19:30
出世の石段祭り、はじめてその様子を知ることができました。東京は祭りや行事が多いですね。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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