[2009.01.07]
Zabaione,フランス語でサバイヨンと呼ばれ、卵黄に砂糖とワインを加え、湯煎で温めるイタリア人の大好きなデザートは、マルサラワインが決めてです。
シチリア島のマルサーラで生産されるブランデー入り強化ワインの味と香りが特徴ですが、工場を訪れた時の熱く、長々と語る紳士の様子を思い出すと、つい顔がほころんでしまいます。
寒い時の温かい高級デザートなのですが、味を表現するとすれば、卵酒みたいなものかな?
そのザバイオーネをスポンジの中へ挟み、外側をイタリアンメレンゲでおおい、焦げ目をつけて焼いたケーキを食べたなら、美味しくてまた顔がほころんでしまうでしょう。
そのケーキの名は「トルタ・ディ・ザバイオーネ」と申します。
[2009.01.06]
ティラミスと言えば、マスカルポーネチーズで作る一大ブームになったイタリアンデザートですね。
作り方は簡単だけど、本物のマスカルポーネとエスプレッソを使えるかどうかで、美味しさは雲泥の差。
イタメシブーム以前は、マスカルポーネが価格も高く入手しにくい状況だったので、ケーキ店のほとんどはクリームチーズで代用していました。
チーズ王国のフランスであっても、マスカルポーネは作ることができず、ナポレオンはイタリアに侵攻した、というぐらい美味しいチーズなのですが、ヘルシーブームによりカロリーの低いリコッタチーズのティラミスも注目です。
もちろんイタリアから航空便で届きますので、格別の美味しさです。
[2009.01.05]
レモンは厳密にいうと30近い種類があるそうです。
大きかったり小さかったり、ごつごつしたり、スリムだったりさまざまあるようです。
お正月にナポリからアマルフィ海岸を旅しましたが、海からすぐ山が続き斜面を利用してレモン畑が美しく、平野のない厳しい自然環境で大事にレモンを育てています。
イタリア国内でも「アマルフィのレモン」「ソレントのレモン」としてブランド商品のように扱われ、世界遺産に指定され、多くの観光客が訪れています。
そのせいか元旦なのに、土産売り場のテントもドライブインもオープンしていて、見ごたえがありました。
特にレモンの原種と言われる、赤ちゃんの頭ほどの大きさの「チェードロ」は、果肉はレモンほど酸味がなく食べやすく、果皮は砂糖漬けに利用します。
また、香りは果皮にあるので、リキュールで有名な「リモンチェロ」の材料でもあります。
カプリ島やアマルフィに行ったら是非、本物の味を買ってきてください。美味しいですよ!
[2009.01.04]
「美味しいものを食べるって最高じゃない!」という名言を20年前に言ったお客さまは、転勤で離れても、ごひいきにしていただいております。
こんな時代になると、少しでも安いものへ、なるべく質素にと、食べ物は一番やりくりのしやすい部分なので“シワヨセ”が出る部分です。
頑張って得た収入を簡単に支出するのは、本当に辛い時代となってきている時、支払いに見合う質、満足感はどうなのか、、、
食べ物は体を作ります。ましてや上質なものは、心を満たすエネルギーにもなります。
遠くからのお客様を失望させないためにも、嘘のない本物の食べ物を提供致します。
[2009.01.03]
アメリカからの輸入レモンに変わって、国内産が手に入りやすくなりました。
さまざまな研究がなされ、レモンの効用が発表されてますが、イタリア料理においては、科学的な立証はなくても体験を通して、疲労回復、解毒、殺菌があることが古くから知られていて、毎日の食事に頻繁に使われます。
清々しい香りとやさしい酸味を生かす料理は、たくさんありますが、レモンソース和えのスパゲッティは、お正月料理にくたびれた舌には新鮮でしょう。
レシピを知りたい人は、コメントください。
[2009.01.02]
一月の第一週月曜日位からスタートする「SALDI」バーゲンセールは、フェラガモの靴、アルマーニの服、エルメスのバックなどブティックのショーウインドーの割引表示が気になります。
イタリアブランドの魅力は色とデザイン、素材、人の雰囲気をキラリと光らせてくれるエッセンスを持っているような気がして惹かれるものが多くあります。
コートを新調する予定がある人などは、ユーロ安のこの冬のバーゲンで買えたらいいですね、10年は新鮮ですよ。
ミラノ本店のプラダも年明けから告知なしでバーゲンが始まっていて、価格表示もされてないので、スタッフに確認しながらのお買い物は、ドキドキ!
愛想がなく、冷たいとも思えるイタリア人スタッフは、コーディネーターのプロとしてのプライドがある人達ですから、敬意を持って接するなら、ピカイチのセンスでアドバイスしてくれることも、お買い物の魅力です。
イタリアブランドのお買い物の魅力は、価格だけではなく、ファッションセンスを磨く場でもあるのです。
[2009.01.01]
大晦日と言えば、料理講習の生徒さん達とホテルから見た、ナポリの夜景が忘れることができません。
ナポリ港を見下ろす高台に建つ「ホテル パラディーゾ」は、31日の夜はカウントダウンパーティーの食事付になります。それぞれイブニングドレスや日本の正式礼装である着物姿などで参加しました。
生バンドの演奏と歌、ダンスなど楽しんで、いよいよカウントダウンが始まり、一斉にBUON・ANNO(Happy New Year)ナポリの町中から花火が上がり、真っ暗な夜空が花火でいっぱい、まるで夢の世界!
見とれて感動して涙があふれました。本当に素晴らしい夜景でした。
更に朝には海から登るオレンジの初日の出を見る事ができ、まさに「ナポリを見て死ね」を体感しました。
[2008.12.28]
トリノで研修中、レストランスタッフの賄いで一番人気は鶏のグリルで、一人半身くらい食べる様子を見てびっくりした記憶があります。
またローマの友人が鶏肉を買うのに肉屋ではなく鶏肉専門店で買うのを見て、素材に対して何て豊かな国なのかと感じました。
更に肉屋では、小動物はすべて頭付きで並べられ、その場で裁いてもらい買う様子に、ごまかしのない物を買う消費者の賢さにも敬服し、日本に帰ってから素材に向き合う姿勢に大きく影響を受けました。
さて、このような審美眼で料理を作るなら、「鶏肉のラグー」は正しく健康に育った鶏をひき肉にし、有機認証の畑で太陽をたくさん浴びて育ったトマトを使って煮込みます。
たつかーむ自慢の鶏と卵を使って、「親子丼」ならぬ「親子パスタ」と言います。
イタリアの卵は日本のの卵に比べると高いけど、味付けなしでそのまま食べても美味しいし、鶏肉も固いけど味があります。
日本で、物価の優等生は別な生き物かも知れません。
[2008.12.26]
大滝から来られるので、室蘭よりは近いビオカフェで日本人のお友達と二人での食事の予約をいただきました。
大滝からの道のりは、予約されたものの悪天候の中、吹雪いて大変だったと思います。
私達も室蘭から凍結路面で不安でしたが、無事到着。薪ストーブで店内を暖め、寒い日に相応しい料理でもてなしました。一緒に来られたお友達は歯が辛い状態だったこともあり「キャベツとベーコンのスープ」「チーズソースのニョッキ」「リコッタチーズとカスタードのチョコレートケーキ」どの皿も「パーフェクト」と絶賛いただきました。
雨が降ろうが、やりが降ろうが、喜ぶお客様のためはどこへでも行きまーす。
夏に美味しくできた枝豆を冷凍保存してみました。それを卵液、玉ネギのソフリット、イタリアチーズと合わせてオーブンで蒸し焼きにします。
枝豆をつぶしてピューレにすることで、豆の美味しさが凝縮されます。
口の中でまったりした美味しさが広がりますので、アクセントにバルサミコで味付けしたれん根とゆり根のソテーを添えます。カリカリとした食感が、ねっとりまったりのスフォルマートを引き立てる役目をします。