■色を壊した先にあるもの
少し描き慣れてくると 無意識に”まとめよう”
と思うのか
絵に面白さが欠けてくるみたい
絵というか 色かな?
そんな時 講師は言うの
「まだまだ壊す段階」
だって
同じような色で面白くない
色に深みがないって事
だから
いろんな色を重ねてみます
描き始めは
こーんな感じで

なかなかいいじゃん!
なんて思ってると
”もっと
グチャグチャにしたら?”
という講師の言葉がとんでくる
で 結構強い色を
置いていきます


・
・
このような作業
を何度も繰り返します
出来たぁ~♪
と思ったら
”すべての枝が
縦に揃っては見えないよね?”
とチェックが入り (汗)
(どうですか?
視線は下から上しか行かないよね。)

横へも視線が行くように
色んな方向に花をつけました
画面に広がりや奥行きを感じませんか?
そして
やっと完成しましたよ^^

もう一枚の描き始めです

この時点では
特に何も考えてませーん^^;
やはり
何か面白くないですね
それで
絵を壊しに入りますよ~


・
・
どんどん違う絵になっていきます

・
・
あれ?
私はどうしたいんだろう~
と
煮詰まった
それから違う絵を描き始め
半年の間 ほったらかし~^^;
ある日 突然
ペインティングナイフ
で描いてみようと思い立ち
色をのせては削り・・
めでたく完成となりました
赤い色が 画面を引き締めます

完成までには
色を何度も重ねているから
偶然が大きいんだけど
微妙な色が出来上がるんだよ
色って
面白いでしょ?
絵は 壊してからが
面白かったりするんですね