■納涼・・・地獄を巡る。
ムシムシと暑いお盆休みの最終日、勇気を出して地獄の釜の蓋を開けに行きました。 
むむっ!
何やら怪しい煙が・・・。
オドロオドロシイ地獄を覗けば、鳥肌が立つほど寒い思いをするでしょ。
でも・・・。
そんなのないなーい!
だってこれだもん。
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表面温度40~50度。
最も深い所で180度もあるというのですから、やっぱり地獄谷。
辺り一帯硫化水素の匂いがし、立ち上る湯気もあっちちー!
納涼どころか余計にムシムシ。
ホントはオロフレ山に登りたかったのだけれど、霧と小雨で視界が悪く登山口前で断念をしたのでした。
そして急遽、登別温泉地獄巡りとなったわけです。
登別はお湯や地獄谷、「伊達時代村」や「マリンパーク二クス」が有名ですが、実は他にも見所満載☆
で今回は、オロフレ峠で履いた登山靴そのままで、天然記念物にも指定されている登別原始林を歩いてみました。
登別パークサービスセンターを起点にまずは”奥の湯”を目指して歩きます。
ボランティアガイドの方が、若い女性に説明している話が聞こえてきました。
「・・・年頃、・・・の戦で傷を負った方々が湯治に来たのが最初で・・・。」
「ふむふむなるほど・・・」
もっと聞いていたいのを我慢して通り過ぎました。
ニセコのチセヌプリ・イワオヌプリ周辺も、お湯が沸き出る似たような風景がありますが、ニセコが明るく開けた感じなのに対して、登別はいかにも鬼が出て来そうな雰囲気満点です。
”地獄”と名付くだけのことはあります。
大湯沼・大正地獄を巡り、大湯沼から流れ出るお湯が作った川へと出ました。
白濁した温泉が流れる川は、少し下ったところで真水の川と合流します。
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天然の足湯です。
たくさんの人がお湯を楽しんでいました。
この川沿いを下りながら行き進むと、ポンと車道に出ます。
ここからは少しの間アスファルト歩きです。
すると、こんなものを見付けました♪
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ナチュラルベリーです☆
ブラックベリーかな?
黒く熟した実を摘んで帰り、早速ジャムを作りました。
小瓶一瓶分の甘さ控えめジャムが出来ましたよ♪
おいしい!
・・・とこんな感じの散策コースで約1時間半。
オロフレ山の代わりとして歩きだしたのですが、すっかり登別温泉の魅力にはまってしまいました。
歩き残したところは次のお楽しみです。
そしてお決まりの温泉は白老へ。
え!?
ここから何故白老?
でしょ?
ほら♪あれあれ!
あの一文字の雑誌の無料券を使って、「白老温泉ホテル」に浸かりに行ったのです。
琥珀色の源泉。
いいですよ~☆
お薦めです!
初めていただいたお盆休み。
来年から定休となりそうです。(←もちろんメインはお墓参りですよ☆)