■アイヌ文化に触れた。~「ポロトコタンの夜」
洞爺湖一周サイクリング→温泉。 そのあとは、白老のポロト湖湖畔にある『アイヌ民族博物館』で開催される『ポロトコタンの夜』を観覧しに行きました。
ポロト湖は何度か訪れていますが、ここは初めてでした。
大きなヒグマがいました。
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実は初めて見ました。
アイヌにとっては神の化身です。
こんな大きな熊が行く手に居たら、身もすくんで動けないだろうなあ・・・。
今でも野生のヒグマに会ってみたいと思っているけれど、時速60kmで走ると言うから、願わくば200m以上離れていてほしい。
お父さん犬で一躍人気者になったアイヌ犬も、ちびっちゃいのから大きいのまでいましたよ。
狩猟の時の大事なアシスタントですね。
ちびっこ可愛かったあ♪
夕暮れ時のポロト湖で黄昏る男二人。
カメラに気が付かない510さんと、いつでも必ずカメラ目線の影むしゃ。
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『アイヌ民族博物館』では、アイヌの方がアイヌ文化を背景にした展示品の説明をしてくれました。
「アイヌの世界観は、カムイ(神)とアイヌ(人)のみで成り立っています。それ以外の動植物は全て、神の化身というとらえです。」
すっきりと単純で分かりやすい世界観。
アイヌの方々の生の営みを理解できた気がしました。
手織りの反物で作られた着物です。
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左は木の皮を織って作った物です。
重量がありそうです。
右は木綿です。
独特の刺繍が施されていますが、こちらの模様は白老地方の模様だそうです。
美しく魅力的な柄です。
「ポロトコタンの夜」というタイトルでイベントがありました。
アイヌの伝統舞踊と伝統儀式の披露です。
背景となる文化を少しだけ聞きかじったので、より興味深く観ることができました。
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観光色・商売色一辺倒ではなく、自分達がアイヌだということに誇りを持って、文化を伝承していこうという彼らの姿勢に心を打たれた夜でした。